鳩もでる帽子店ワークショップ 第2回
「なぜマジシャンは帽子から鳩を出すのだろうか。」
集まった人たちで何ができるかという実験です。特技、道具、材料など持参してください。
前回のあらすじ
習慣性からの脱却をテーマに、二足歩行の人間に3本目の足を導入すると歩行が常にワルツを踊ることになるのではないかという実験。この実験を行う為に集まったワークショップ参加者6名、計12本の足で12足歩行となり縺(モツ)れ合い不調和な12脚目(10脚目の蜘蛛に2本足したような)として、なんとか終了時間の21時までたどり着くことができた。モゾモゾとどちらの方向にも動けずに当惑している所に21時がヒョッコリ訪れてくれたとも言える。しかし、そんな12足歩行を試みる最中にもベースの練習が始まりテクノバンドを志すに至ったり、猫を飼いたいという言葉の裏に隠れていたハワイに行きたいという願望があらわになったり、人から褒めてもらいたいという自我に気付いたり、映画館をやりたいという夢の発表が成された。そんな中で生まれた問い「私の猫を人のうちで飼うことはできるのか」あるいは「他人の猫をうちで飼うことができるのか」 家の所有者と猫の所有者が別の場合、猫は一体誰のものであるのか。「シュレディンガーの猫」とは全然違う話のように見えて、もしかしたら共通するような量子力学の話なのかもしれない。これを、鳩もでる帽子店ワークショップ第2回目の問いとしたい。
■時間=17時〜21時(出入り自由)
■参加費=1000円