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更新日:2009年10月22日|書いた人:清水隆史

先週末の事です。長野市長選の立候補予定者の3方を
ネオンホールに招いて、そこに来た人と色々語り合っていただく
というイベントが昨日の夜、半ば突発的に行われました。
(今はすでに「立候補者」になってますね。)

あ、信毎で記事にもなってました。
http://www.shinmai.co.jp/news/20091018/KT091017FTI090009000022.htm

以下、その概要・感想などを箇条書きにしてみます。
これはあくまで清水の個人的感想であり、特に政治的利害関係的
意図はありませんので念のため。


・三人が順番にやって来て、約30分ずつ話をした。
・一応自分が司会をやりました。
・10分程度言いたいことを言っていただき、20分ほど質問&応答タイム。
・急な告知だったけど、多分60〜70人の人がやってきた。
・新聞ほか、色んなメディアが取材に来ていた。
・集まった人は、若者中心というよりは30代後半〜40歳以上の人が
多かった気がする。でもバンドマンを中心に20代の人たちもいた。
・車座っぽく座った。講演会みたいな雰囲気より、座談会にしたかったから。
・雰囲気は悪くなかったと思う。みなさん誠実だなあ、少なくとも今
この場では、あまりポーズを作ったり演技したりしないで、素の自分で目の前の
人たちに向き合っているなあ、ってのは感じました。

・現職市長に対しては、やはり具体的な質問が出たけど、けっこう誠実に
答えてくれた気がする。信毎にも出てたけど(建築資材を扱う会社の社長
だった市長に対して)「利益誘導の印象があると言う人もいる。反論は?」
なんてキツイ質問にも、怒らずに答えているように見えた。
・新市長を目指す二方は、当たり前だけど未経験なわけだし、話は
どうしても具体論よりも抽象論・精神論になる気がした。
・T候補予定者はとにかくテンションが高い印象。「俺が何とかする!
おまえらついてこい!」みたいな。でもやっぱり話は抽象的で
「具体的な話を聞かせてほしい」という質問が出たりした。
しかし、とにかく俺が変えてやる、変えねばならぬ長野市を、時代は
「change」ですよ!という気迫で押し切った感じ。
・対照的に、K候補はテンションがえらく低く見えた。終始「市長なんて
誰がやっても同じなんだし、行政は実質的にほとんど変えることが
できないと思う。だから一市民である自分がやってもいいかな、と思った。」
みたいな感じ。ほかにも、ここに書くのを躊躇うようなストレートな
話がいくつもあった。まあでも正直そうな人柄は伝わって来ました。
某政党の某議員さんの姿も見えたけど、どういう気分で聞いていたんだろう…
ある意味、本人は淡々としてるにもかかわらず、この方の出番が一番
ライブ感があって、すごくハラハラした。

・全体を通してヤジや怒声が飛ぶこともなく、参加者はみなさん紳士的で、
基本的に和やかな雰囲気だった。
・個人的には政治の話をしているというより「色んな意味で厄介で大変な
市長という仕事をやろうとしている奇特な人」を間近で見る、観察・
観賞しているのだ、と思えた。実際、彼らの息づかいや感情のゆらぎ
なんかをリアルに感じる事が出来て、とても面白かったです。
・誰が市長になっても、ぜひこういう生のコミュニケーションの機会を
持ち続けてくれたらいいのにな、と思った。
・個人的には誰に投票していいのか、かえって迷うことになりました。

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