更新日:2009年11月27日|書いた人:
大沢夏海
11月27日、おなじみ権堂の映画館で行われた「無声映画 活弁ライブ」の上映会にいってきました。演目は 活弁士・坂本頼光氏による「チャップリンの冒険」と、活弁士・澤登翠氏による「瀧の白糸」。
無声映画は初体験。(「赤い風船」は無声映画ではない?)
とにかく活弁士の方の迫力というか演技力というか・・・に圧倒されました。
映画のラストに向けてどんどん高まる感情の表現など、まさにライブパフォーマンスでした。
しかも無声映画が普通だった頃から営業を続ける映画館での鑑賞ということを意識して見ていると、タイムスリップした気分になって不思議。
休憩中、“おせんにキャラメル”の販売がありました。“おせんにキャラメル”ってなんだ?って思って買ってみたら紙袋の中にはお菓子がいっぱい入っていて、なんともうれしい気分になりました。
更新日:2009年11月24日|書いた人:
清水隆史
一日机仕事をしようと思っていたのに、半ば仕事的に引っ張り出され
松本に演劇を見に行く羽目になった。
信濃ギャラリーでの「godsound+studioend」公演。演劇祭参加作品。
噂には聞いていたけどとてもよかった。
鈴木メソッド(或いは三条会?)+百鬼どんどろ+うんこ(バカ)って
感じで最高に腐ってて素晴らしかった。原作は鈴木泉三郎。
結構しっかり作られているのに、すごく盛り上がったシーンで
ちんこの形をした棒を持って踊り狂ったり、お尻に突き刺したりして
どこまで真面目なのかアホなのかよくわからない。
特にラストは腐った「プリンプリン物語」みたいで笑いを堪えるのが
大変だった。でも基本的に とても巧い。なのに惜しげもなく自ら
アホ世界に貶めている ところが凄く共感できた。
また長野にも呼べないかな。
芝居に行くには前後の予定がカツカツだったので、
天気もいいし無理矢理バイクで出る。この季節の高速道路運転は
なかなか厳しい。けど、それにも増して楽しかった。
なんでいつからバイクに乗るのがこんなに気持ちよくなった?
面白いバイクだからか? カワサキW1SA。乗りやすくないし
速くもないが、とにかく面白い。
そういえば先週、これも半ば無理矢理東京に行って見せられた?
フェスティバルトーキョー参加作、サンプル・松井周の「あの人の世界」
もとてもよかった。不条理メチャクチャな現代口語演劇。
13月のエレファントの一部作品や、いにしえの劇団ちまうりの
完成型にも思え、自分にはとても刺激的だった。
無理を押して観た芝居が当たりだととても嬉しい。
逆だとことさら空しいんだけど。