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観劇、godsound+studioend ほか

更新日:2009年11月24日|書いた人:清水隆史

一日机仕事をしようと思っていたのに、半ば仕事的に引っ張り出され
松本に演劇を見に行く羽目になった。
信濃ギャラリーでの「godsound+studioend」公演。演劇祭参加作品。
噂には聞いていたけどとてもよかった。
鈴木メソッド(或いは三条会?)+百鬼どんどろ+うんこ(バカ)って
感じで最高に腐ってて素晴らしかった。原作は鈴木泉三郎。
結構しっかり作られているのに、すごく盛り上がったシーンで
ちんこの形をした棒を持って踊り狂ったり、お尻に突き刺したりして
どこまで真面目なのかアホなのかよくわからない。
特にラストは腐った「プリンプリン物語」みたいで笑いを堪えるのが
大変だった。でも基本的に とても巧い。なのに惜しげもなく自ら
アホ世界に貶めている ところが凄く共感できた。
また長野にも呼べないかな。

芝居に行くには前後の予定がカツカツだったので、
天気もいいし無理矢理バイクで出る。この季節の高速道路運転は
なかなか厳しい。けど、それにも増して楽しかった。
なんでいつからバイクに乗るのがこんなに気持ちよくなった?
面白いバイクだからか? カワサキW1SA。乗りやすくないし
速くもないが、とにかく面白い。


そういえば先週、これも半ば無理矢理東京に行って見せられた?
フェスティバルトーキョー参加作、サンプル・松井周の「あの人の世界」
もとてもよかった。不条理メチャクチャな現代口語演劇。
13月のエレファントの一部作品や、いにしえの劇団ちまうりの
完成型にも思え、自分にはとても刺激的だった。
無理を押して観た芝居が当たりだととても嬉しい。
逆だとことさら空しいんだけど。

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