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「お国と五平」ゴッドサウンド+スタジオエンド 2011/2/11(金)

更新日:2011年02月11日|書いた人:イベントレポート

ゴッドサウンド+スタジオエンド・ネオンホール公演
「お国と五平」の写真レポートです。

今回の公演は「もんぜんまち劇場」という企画のなかの
一公演として行われました。
毎回大真面目に独自のユーモアをつらぬくゴッサンの舞台、
準備や終演後のおしゃべりも含めて自分にとってとても有意義な時間になりました。
謙虚にこつこつと自分たちの作品を作るゴッサンの姿を垣間見て
なんだかじんわり励まされた2日間でした。


作品は谷崎潤一郎の「お国と五平」。
新作の人形はまさかの額縁形で、おおよそ人形と認識されはしない形状だったので
正直どうなることかと思ったのですが
額縁にくっついた顔がだんだん普通の人形としてみえてくるからふしぎでした。

お芝居の間中
長い台詞を時代劇調の言葉で朗々と発していて
内容も仇討ちだの主従だのと古い感じなので
話に入り込んでいきにくいかと思いきや
ところどころにしかけられているユーモアや体の使い方や人形の見せ方で
話を意識しないでもそれについていけて、
そのお話自体もちゃんと楽しめました。

演劇って物語をとおして何かを伝える(表現する)ツールにされることが多いけど
上手く書けないけど
ある意味このお芝居って結末とかあらすじとかどうなっても良くて、
(でも無いと成立しない!)
メッセージを伝えたいとか観客の心を動かしたいとか問題提起したいとかもなくて
純粋にこつこつと自分たちの表現を追求しているっていうか・・・

そういうの好き

ついつい撮りすぎた、このほかの写真はこちらで→

ナツミ

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