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2011/3/21(月)祥吾君、いってらっしゃい

更新日:2011年03月21日|書いた人:大沢夏海

「夏休みをいただきます」といって
祥吾君はネオンホールを後にしました。

2日間に亘って行われた
「祥吾君を送り出すイベント」は
お客さん・出演者・スタッフ合わせると
延べ80人くらいになったのではないでしょうか。
本当にたくさんの人に見送られて新しい土地へ向かったのでした。

ぜんぜん派手さはないし
媚も売らず
愛嬌もそんなにない(気がする…)
ただただ誠実に変わり者を貫いた祥吾君の粘り勝ちです!

新しい環境でも負けずにがんばってほしいです。
卒業&就職おめでとう!


そんなこんなで相変わらず
マイペースにやっているネオンホールですが
実際全然割り切れてなんかいないわけで
多くの人が多分そうであるように
亡くなった方の家族の友達の友達、の「わたし」だったり
避難生活をしている方の家族や友達、の「わたし」だったりして、
でも実際には被災者ではない「わたし」で
何ができるかとか、何をすべきなのかとか
募金箱設置する?節電?自粛?
何やっても自己満足でしかないとか
やっていることの意味とか考えて分けわかんなくなったり
音楽って?表現って?って…
本当に漠然と切なくてむなしい「わたし」を抱えてやってます。

それでもこの週末ライブイベントをしてもらって
避難所からネオンホールに来てくれる人がいて
その歌を聴きに来る人がいて
来ることは叶わなかったけど
「こんなときだからこそ、この場所で歌が聞きたい」
と思っている人がいることを知りました。

大勢ではないかもしれないけど(それは今に始まったことじゃないし)
そう思ってくれる人がいて
その場所に身をおいたり
守って発展させていく事が「わたし」の仕事で
それがしたいからここにいるんだったなぁ
と思いました。(指示語ばっかり…)

まだまだ悲しくなったり迷ったりしながらだけど
その人の顔を思い出して乗り切ろうと思います。

さまざまな状況の人の、想いや存在が
お互いの、ささやかでたしかな希望になっているんだ
と感じた週末でした。

(こういうこと書いてはのせるべきか迷ったりするんだけど
(これも今に始まったことじゃないし)
それについては、かじ君を思い出して(ごめんね)
「こらっ」っていわれないように何かしら更新するようにします。)

ナツミ

残念な写真しかなくて・・・すいません。
かじバンド



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