2011/5/9(月)勝たないし、負けない
更新日:2011年05月09日|書いた人:大沢夏海
(新町(長野市)にでっかいマンションができるらしい…いらなくないっすか。)
上田のでんき館へ
「ミツバチの羽音と地球の回転」
「六ヶ所村ラプソディー」
を見にいきました。
「ミツバチの羽音と地球の回転」をみながら
ずっと切ない気持ちで苦しくて
個人の想いのまっとうさと
集団の利益の追求のあさはかさに
うちひしがれていたのですが
祝島の人が、
実際に権力に打ちのめされながら
「原発建設を止められるとは思ってなんです。
なるべく自分らの代で建設を引き延ばしていたいんです。
そしたらそのうちに世の中が変わるかも知れない」
といっていたのを聞いて
その
それでも(次の)人を信じてる気持ち、が
なんだかすごくうれしかった。
それに、世の中は変わってきてるよね!
エネ研で
「大きな流れとしての運動はこわい」っていったら
「そうだね変わるのってこわいよね」
って言われたけど
私は変わるのがこわいんじゃなくて
勝ち負けが重要になっていくのがこわかったのだとおもう。
でも勝たないけど、負けない、っていうふうに思ったら
(利益や権力にに理不尽に振り回されるシステムに対して)
打つ手無しだったところにすこし望みが持てる。
というか、ネオンはそんなに大げさなことではないけど
ずっとそういう風にやってきてる気がする。
ナツミ