長野市民日記-022
更新日:2012年05月31日|書いた人:【連載】長野市民日記
平成24年5月30日(水)
今日は妻と二人でドライヴに行ってきた。
行った先は野尻湖。平日だったのであまり人がいなく静かだった。ランバージャック(英語できこりという意味)というカフェに入り湖面を見ながらオープン席でコーヒーを飲んだ。
妻は私にこう言った。
「最近なんだかとても時が過ぎるのが速く感じるの。一週間、一ヶ月があっというまによ。なぜかしら?」
私は約5分黙り込み考えた。物理学的にまた哲学的に。マジに。
だが、まったく答えはみつからず、「ゴメン、ギブです」と言った。そう言った後私はすくと立ち上がり、彼女の瞳を見つつウルフルズの「バンザイ」を歌った。エアギターで。
「イェ〜イ君を好きでよかった〜このままずうっとぉずうっとぉ死ぬまでハッピ〜(以下略)」と。
彼女はクスリと微笑み晴れた空を見上げた。
西澤尚紘