ネバメン君の「穴堀りインタビュー」web版 第1回ゲスト◎タテタカコさん後編
ネバメン君の「穴堀りインタビュー」web版
第1回ゲストタテタカコさんの後編です。
前編はこちら→◎
ね:ネバメン君 タ:タテタカコさん
(ネバメン君のお友達?幸江登場)
幸:あ、どうも、幸江です!
突然おじゃまします!
というかタテさん、
前はそんなにポジティブじゃなかったよね?
タ:なぁ!なぁ!
幸:昔読んだ対談は、なんか、生きるのしんどい、
歌はかろうじて歌えますけど。
みたいなかんじだったと思う。
タ:もちろんそういう丸裸になる瞬間は
日常にいっぱいある
けど、今日のライブの充実感とか
お腹いっぱいな感じが
こういう風にさしてくれてるのかな。
ね:昔はストイックな音楽好きの客さんが多かったと思うんです。
最近はちっさい子からお年寄りまで色々な人が見に来てますよね。
タ:結局それは出会った人が増えてきからなんだと思う。
私の周りにもネオンホールの周りにも
ちびっこさんが増えてきたというのもあるし。
幸:前回ネオンホールで、森ゆにさんとやったライブの時は
凄くやわらかいかんじだったね!
タ:やっぱり関わる人や一緒にライブする人から
空気感みたいなものをもらえるんだよね。
一人でやる楽しみもあるんけど
こうやって一緒にステージに立つと
普段できないと思っていることができたりするんだよね。
幸:ライブ以外の時は、何かんがえてるの?
あ、猫さんのこととかは?
タ:猫のことも考えてる
けど猫にあうには音楽をすることが大前提かな。
だから、曲の事を考えて…
あと「うすらぼんやり」してる。
最近の表現としては。笑
幸:「うすらぼんやり」っていいね!
ね:曲はどこでつくるんですか?
タ:ぼんやりしてる時のほうが出てくる
あと、自分の歌をうたっているときとか。
よし!つくるぞ!と意気込むんじゃなくて
なんか間合いがあるっちゅうか…。
ね:上手に引っ張らないと千切れるみたいな?
タ:そうそう。
でもそういう千切れたものも
一杯出さないと出てこないんですよ。
だから、あれもこれも全部中途半端なんだけど、
全部出し切っとかないとだめんなんです。
ね:なるほど。
タ:「こうすれば曲ができる」というのが欲しい!
だけど、そんなのは上手くいかないわけで。
行ったり来たりしてますよ、日常の中で。
ね:5月は友部さんと一緒ですね。(ネオンホールで)
幸:ある時期から、急にいろんな人と
ライブやりはじめた気がしない?
タ:なぁ!去年ぐらいからすごいよね。
一人にこだわってたこともあったんだけど
「自分の音に責任を持ちたい」とか言ってたと思う。
「人のせいにしたくない」とか。
でも、音楽以外にも物づくりしてるとか
絵を描いてる人とも知り合っていって…。
そう、昨日ぐらいに皿洗いしてる時、
気づいたらほんとに色んな人とやってるなぁと思った。
ね:うんうん。
タ:自分がそういうことしたいな、
一緒にやりたいなって思ってたことと
周りの人とのタイミングが合ってきたのかな。
幸:あと、誰かが「この人とタテさんを会わせたい」
っていうのもあるよね。きっと。
タ:そうだ。
今日の島崎智子さんもそうだね。
結局、引きあわせてもらっているんだよね。
5月の友部さんとのネオンホールライブも
ほんと待ち遠しい。
友部さんの歌をじっくり聞きたい。
思う存分聞かせて貰いたいし
対バン楽しませてもらえたらなぁと思います。
ね:楽しみにしています。
今日はライブに対談に、ありがとうございました。
また5月、よろしくお願いします。
- - - - - - - - - - - - - (第一回 完)
=編集後記?=
「相変わらず立っている場所は一緒。」だけど、
人との出会いや、出来事から感じ取った事、日々の積み重ねを
大事にしながら、悩み、進んでいくタテさんは
これからもゆっくりと、しなやかに変わっていくんだろうな、と思いました。
変わる事はこわいけど、まったく変わらない事なんてありえない。
変わる事をかくごしていっこいっこ受け止めていけたら
大変だけど、豊かな日々なんだろうとおもいました。
そんなタテさんとお話しさせてもらって、
私の中の何かも、ちょっと、変化したような気がします。
ありがとうございました。
ナツミ(ネバメン君ではない!)