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第8回短編劇場 2012/8/5(日)

更新日:2012年08月10日|書いた人:大沢夏海イベントレポート

小川哲郎ワンライブの翌日…もとい、びんずる祭りの翌日
8回目のネオンホール短編劇場というイベントを行いました。

短編劇場は、20分の持ち時間、最小限の照明とセッティングで
4団体が次々と短いお芝居を発表していくというスタイルの演劇イベントです。

ライブイベントでは4組のバンドが演奏するイベントは割と普通ですが
演劇公演となると、バンドでいうところの「ワンマンライブ」が一般的。
そうなるとやっぱりそれはバンドのワンマンライブと一緒で、
それなりの覚悟や準備、集客の努力もたくさん必要で
そう気軽にはできないのです。(多分…)
それからライブイベントであるような
バンド同士が同じ日、同じ会場でおたがいにステージをみあって
影響し合ったり交流をもったりすることも普通の演劇公演ではないのです。
短編劇場は、そんな演劇公演の現状もありつつはじまったイベントです。

初回からつい最近までは、その未知のやり方になれない出演者と
なれてない会場スタッフが、狭い楽屋の使い方や、60人の座席をきちんと確保することや
予約人数の正確な把握や、20分と言う持ち時間を厳守することなど
なんかこうぴりぴりした雰囲気(私が、勝手に)で
とどこおりなく最後の演目までやり遂げるということ自体に気を使いまくっていたのですが、最近は、みんなで、より良くしていこうというような雰囲気も出て来て少しずつイベントとして馴染んできた気がします。

今回は長野市内から3組、松本から1組が参加してくれました。
演劇歴も、作品づくりの手法も、まったくちがった4組が
おなじ条件(持ち時間、舞台・楽屋の広さ、照明、音響設備)で作品を発表しました。
条件が厳しいので作り込んだりするというよりは、その条件の中で自分のやりたいことやできることをやるというイベントなので、がっつり演劇作品を見たい人(ワンマンライブを見たい人)にとっては少し物足りないかもしれません。
でも同じ環境で、一度にいろいろ見ることで、演劇、人と音と光でこんなにもいろいろな世界をみせることができるのだ、と、なにか表現の可能性を感じるのです。

作品に対するお客さんの感想などはこちら

交流会でもおたがいに情報交換しあったり感想を言い合ったりして
とても充実したイベントでした。
ありがとうございました〜!

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