長野市民日記-043
更新日:2013年01月04日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記43 2012年12月30日(土)
今日、N教授(女性)と会った。
N教授は私の大学時代の恩師。近くのカフェに入って一緒にコーヒーを飲んだ。
私が数学の問題(くもん式)の理解できない所を質問すると、むかしのように易しく丁寧に教えてくれた。私は数式のあやふやだったカ所を理解できてうれしかった。
教授は私に「今年、君はどんな経験をしたの?」ときいてきた。
私は仕事(農業)で感じた大地の力強さ、春夏の雑草のモーレツなはえ様、秋稲かり時の根気の入れ具合、収穫の喜びなどを語った。
又、半年かけて仲間たちとお芝居を作り、その上で学んだ深い対話の重要性、特に非言語コニュニケーションの重要性について述べた。
教授は私との会話の最後、私にこう質問してきた。「で、君…恋愛の方では何か?」
私は遠い目をして答えた。
「恋はすばらしく、そしてむずかしいものですね」と。二〇一二年万歳である。
西澤尚紘