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ながの祇園祭御祭礼屋台巡行 権堂町のお獅子合体型屋台に参加したぞ

更新日:2013年07月14日|書いた人:小川哲郎大沢夏海

 今日は朝からながの祇園祭・ご祭礼、権堂町の屋台獅子巡行に参加してきました!
(去年は寝坊して…少ししか参加できなかったんですが、今年は朝から参加して、朝一の集合写真に間に合いました。)

 このお祭りは古くから行われていて、一時は日本三大祇園祭の一つだったそうです。それから時代とともにしばらく行われない期間があったんですが、去年から復活しました。市内の五つの町から立派な屋台が出て、市街地の大通りを練り歩きます。
 というような事もあまりよく分かっていないまま、作法もよく分からないままに参加したんですが、町の顔なじみの方たちが、いろいろ教えてくれました。町の人達の普段と違った緊張感というか真剣さが新鮮でした。
 お囃子演奏や、屋台を押したり、獅子を振ったり、それぞれいろんな役割りがあります。大多数の人は、獅子と屋台の間の「ホロ」と呼ばれる大幕の中で、ホロを手で押し上げつつ、交代で獅子を振ります。獅子の顔を下に向けて、足を上げながら左右に大きく踊り歩くのを、10秒程度でどんどん交代していきます。自分も少しだけ獅子の頭を振らせてもらいました。10回か20回やっただけなんですが、全身が痛いです。

 8時ころ秋葉神社を出発して、駅前の方までおりていき、途中上千歳町や末広町など様々な町で、獅子の頭をダイナミックに降り、厄よけをします。これがスゴイ。拍子木の合図が鳴ってお囃子の調子が変わると、特に町の中でも体格のいい数人の青年達が、30キロほどあるといわれる獅子の頭をバクバク動かしては、全力疾走してまたバクバクと。獅子の頭だけでなく、ホロも、そのなかの人たちごと引っ張って全力疾走します。その後何事も無かったかの様に、屋台の上の踊り子さんがかわいい舞踊を披露します。

 9時頃新田町もんぜんぷらざの前で各町の屋台が互いに拍手を送りながら集結し、神事が行われました。それから中央通をのぼって、だんだん善光寺に近づいていくんですが、仲見世を過ぎて駒返り橋を渡ったところで、獅子連の緊張感が一気に高まります。それまでは獅子の頭を振る人は足を元気に上げていたのですが、すり足に代わって、ゆっくりゆっくり山門に近づいていきます。ここからが権堂の人たちにとっての今日のメインイベントで、山門前に屋台が到着し、拍子木の合図が鳴ると、これまで以上に軽快でかっこいいお囃子に調子が変わり、獅子頭が山門前の階段を駆け上がって、お上人さんや市長の目と鼻の先で獅子を振りまくります!!そしてほかの場所よりもよりその時間が長い!何度も何度も階段を駆け上がっては駆け下り大きな口をバクバクさせます。そのあとの踊り子さんの踊りも特別厳粛に、行われました。

 そのあと、東の門、大勧進、弥栄神社、西の門と回って大門町に戻りお昼休み。自分はここまでの参加でした。そのあと、コースとしては田町や東鶴賀の方を大きく回って夕方18時頃秋葉神社に戻っていきます。朝から日が暮れるまで、ずっとこれをやっている訳です。すごい。来年はなおらいまで参加できたらいいなぁ。体が持つか謎ですが、、

因に、お祭りのパンフレットには、こうありました。
「<権堂町屋台の由来>
  当町の屋台獅子は天保2、3年頃、正月や祇園祭には悪魔払いと称し囃子に合わせ、若ものが他町で暴れまくったと伝えられています。
 時代の流れで暴れ獅子は勢獅子と改称されました。」
冗談がきついですね。そもそも屋台に獅子がついているのか、獅子に屋台がついているのか、きっと後者なんだと思いますが、この獅子が権堂の町のアイデンティティーというか、一つの象徴なんだと思います。ホントにかっこいい。参加できて嬉しかったです。

以下は、なっちゃんがとってくれた写真です。

文:小川てつろう

こどもたちの小さい獅子

もう十分だと思いますが、他の写真はこちらにあります。
http://fb.me/2J06aXqga
なんだかんだいってもかっこいいっす!(興奮)

photo : natsumi

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