長野市民日記-068
更新日:2013年09月11日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記68 2013年9月10日(火)
ハッキリ言って私は今迄精神的に奴隷だった。もっと言ってしまえば資本主義のブタ(飼われているブタ)だった。
欲求というものはお金によって満たされるものだと思っていた。
そして貯金がゼロになったら死ぬと思っていた。自殺か餓死で。またそうならなくとも友達は一人もいなくなり相手にしてくれるのは市役所の人(福祉課)だけになると。
だが気づいた。「貯金がゼロになってもなんとかなる。文化的な生活を営むことは可能だし、死なないし、孤独にもならない」と。
たぶん私が持った恐怖感、不安感こそが資本主義システムが個人にしかけてくる洗脳であろう。この洗脳に対抗するためには自分の内面とよく対話する必要がある。
「本当のところ何が好きで何が嫌いなのか?何をしたくて何をしたくないのか?」これからはそこを重要視して生きていこう。
もうブタでも奴隷でもないのだから。