長野市民日記-079
更新日:2013年12月30日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記79 2013年12月30日(月)
今日、マサオ君と箱根の温泉に来た。
マサオ君とは長野市内のゲイコミュニティーで知り合った。恋人である。
マサオ君はやさしい。毎日僕をドゥカティ製大型バイクのうしろに乗せ会社迄送ってくれる。ちなみに職業かたわく職人(土木)。
そんな彼と夜、露天風呂につかりながら恋愛関係のあれこれについて語り合う。
「もうそうなった時は、つき合ってるとかつき合ってないとかそんなの関係ないから!猛ダッシュでかけよっていって飛びゲリするから!」
マサオ君のジェラシー(嫉妬)論はいつ聴いても熱い。
話はいつしか僕等自身のことに及んだ。
僕は彼に“好きなので来年もこのままの関係でいたい。ついては君は?”ときいた。
下弦の月を見上げながら彼は言った。
「わかんないけど、できれば永久に」
二〇一三年バンザイである。