長野市民日記-092
更新日:2014年05月11日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記92 2014年5月10日(土)
今日、動物園へ行った。
近所の動物園、同僚のタッちゃん(男)と二人猿山の前でたたずむ。
“ウキー!”となきながら子猿達がたわむれ、大人の猿達が互いに毛づくろいをしている。ちょっとクサイ。
私は気分が落ち込むとこの動物園に猿を眺めにくるのだ。今回のブルーな気分は仕事のミスが原因。メッキ機械の操作をする仕事をしているのだが、操作手順を間違え大量の材料を無駄にしてしまった。当然、上司から怒られた。“ボーっとしてんじゃねー!”と。
猿をみつめながら反省する。
“ここんとこ毎夜、ジョルジュ・バタイユの小説とエロゲーとオナニーにうつつをぬかしていたせいだ…”
ため息をついているとタッちゃんが背中をはたいてきた。そして言った。
「元気だせよ、このバカー!」
私とタッちゃんは猿山を後にしたのだった。