nepontop11.jpg

Blog rssicon

井出マサヒコのイベントレポートブログ『安曇野からネオンを込めて⑥』

更新日:2014年08月09日|書いた人:

松川村にお住まいの井出マサヒコさんによる、イベントレポート第5弾。
この夏のスーパーネオン、2日目の様子をレポートしてくれました。

以下に掲載します。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
2014/7/20(日)
「スーパーネオンホール2014夏2日目」

 ネオンホールに通い始めて約2年、「スーパーネオンホール」念願の初観戦と、まさかの初参戦が同時に訪れました。なので当日は、参戦するメンバーとリハーサル等していて途中観戦になってしまい、「レポートは、やめようかな...」と思いましたが、その気持ち以上に「レポートを残したい!」と思うほど熱い気持ちが宿るイベントでした。

 「ベアーズキーマン」の最後の2曲の頃からの観戦になりました。骨太なバンド演奏とキーボードからの電子音がぶつかり合う感覚から生まれくるグルーヴが刺激になり、次に控える「名なしの0」での出番からの緊張感を吹き飛ばしてくれました。

 「マヒトゥー・ザ・ピーポー」が名なしの0出演後に登場しました。つま弾くギターと、絞り出すような、かすれた歌声に独特な美学を感じ、どこか毒のある雰囲気が格好良く、会場内も聞き入ってました。
 
 そんなマヒトゥ・ザ・ピーポーさんにMCの際「楽屋で聞こえてくる朗読、気がおかしくなる」と言ってもらったり、ネオンホールで知り合った方々に「良かったよ」と言ってもらうだけで個人的な思いですが、「名なしの0」で朗読パフォーマンスに参加できて嬉しかったです。

 演奏技術が際立っていた「padge」。ブルースからの渋みと、上品でゴージャスな演奏が、新しい音楽に出会った時の嬉しさを感じさせます。バンドメンバーが気持ちよさそうに演奏されている姿も印象的でした。

 「中央ヤマモダン」のコントも初観戦、普段かみ合うことのない日常の組み合わせがとても絶妙で、終始笑いが絶えるとこが無いステージでした。定期的に開催される喜劇ライブも是非観賞してみたいです。

 以前、松本市で鑑賞した「TheEnd」。松本では、弾き語りのレベルの高さと、男の哀愁感に魅了されましたが、今回は、更にディープなユーモアが加わって、よりTheEndさんのパフォーマンスに引き込まれました。

 自分の出番が終わり落ち着いた時、DJブースでは、清水隆史さんがDJをされてました。触れた事がなかった音楽を聞きながら「この方があの...」と一方的な敬意で清水さんをチラチラと眺めてました。

 「エイトヤマザキ」さんのライブを鑑賞するのは3回目ですが、自分自身、エイトさんのライブに対する感情が増してきて、綺麗な高音がより深く心に響きます。その歌声と歌詞に、客席で涙する女性の姿も心に残る光景でした。

 時折、ネオンホールのブログで、活動内容が掲載さていた「夜の吹き部」。「ほんわかした感じかな?」と勝手に思ってましたが、演奏は本格的でビックリしました。管楽器の迫力は圧巻です。

 そして、夜の吹き部に歌い手が加わり、ライブパフォーマンスが最高潮、歌謡曲とラップがコラボしたステージは、今も思い出す度にワクワクします。

 熱くなったフロアを上手にクールダウンさせていくトリの「夕暮レおかわり少年団」。キレのある演奏に、トゲの無いスタイルが、心地よく終演へと誘導してくれます。いや、最後に「りんごの国(の英訳)」のオチをかましてくれました(笑)。

 すべてのプログラムが終わった後、哲郎さんが一人一人丁寧にスタッフやDJ、出店者など紹介をされました。なんでもない自分が感動してしまった場面だったので、スタッフの皆様の想いはひとしおだったと思います。

 普段感じる暖かさや熱さとディープ感に、会場内の皆さんの盛り上がりの傍ら、肩や鼻で笑ったりと、どこかやさぐれた方もいたりして、そんな雰囲気が妙に型にはまっていた夜。今回のイベントの締めの言葉は、あれしかないですね。

  「また逢う日まで...」


<< 前の日記  |  Blogトップ  |  次の日記 >>


Contents

メニュー

月別に見る

検索




▲上へ戻る