長野市民日記-103
更新日:2014年09月01日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記103 2014年8月30日(土)
今日、兄から手紙がきた。
「やっとわかったよ。ボク達は個にして全なんだね。なぜなら情報連結で並列化しているから!だからバーチャルな…(中略)」
兄の明久は東京でサラリーマンをして暮らしている。たまに電子メールではなく紙の手紙をよこすのだ。
経験上、兄が私に空想科学的な手紙を書く時=東京砂漠に心がやられている時だ。
手紙の最後の方ではこうある。
「したがって、ネットがあれば“この世界”はさみしくないんだ!」
そこまで読んで、明久に電話をかけた。兄はすぐにでた。私は開口一番こう言った。
「“この世界”ってナンなの?」
「ボク達が今知覚しているこの現象界のことだよ」
明晰なのである。
「どう?兄ちゃん、調子は?」
「え〜と、今な…」長電話したのだった。