長野市民日記-104
更新日:2014年09月11日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記104 2014年9月10日(水)
今日、家庭教師の仕事をした。
最近、家庭教師をしている。近所の中学生に社会科を教えているのだ。
教え子のK太(中二)が私に言ってくる。
「なんで東大寺の大仏を作る命令をだした天皇の名前とか覚えなきゃいけないの?今の世の中に関係ないじゃんか!?」
私は遠い目をして答える。
「大人になればわかるよ…」
なんも説明しない。なぜなら面倒クサイから。その質問難しいから。
K太は涙目でふてくされていた。今日、好きだったクラスメートの女子に告白し、フラれたのだ。
学習机につっぷし彼は言う。
「Pちゃんがボクの事を好きになってくれないなら日本史の勉強なんて意味ナイよ〜」
よくわかる心境なのである。
そういうワケで本日の勉強は中止。K太と二人、川原へ散歩に出かけたのだった。