長野市民日記-124
更新日:2015年03月31日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記124 2015年3月30日(月)
今日、小型動物を近くで見た。
今の福祉施設に来て三ヶ月目。おかげ様でこの町にもなれてきた。毎日三時間やるお寺のそうじにもなれてきた。
お友達もできた。アルコール中毒リハビリ中のムーちゃん(男・四八才)。気のいいおじちゃんなのである。
今日、ムーちゃんと近くの山の上にある温泉へ行った。トコトコ歩いて。
その温泉施設につくと入口の近くに小型のブタがいた。一匹。犬用の首輪とひもをつけられ木につながれている。
小型のブタに感動したムーちゃん。“ち、ちっちゃくてかわいい!”そういって頭や背中をさわった。
ボクもブタの近くに立ってみた。“ブヒブヒ”くつのニオイをかいでくる。でもブタにはさわらない。細菌とかこわいから。
結局、二人、小型ブタを六〇分観察してから温泉に入ったのだった。