長野市民日記-141
更新日:2015年09月20日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記141 2015年9月20日(日)
今日、秋祭りだった。
村の秋祭り。夜、神社はにぎやか。
私の祭りでの役目、それはお神楽(おかぐら)の手伝い。つまり村中をまわる獅子舞の手伝いである。
高三になった我々男衆。皆、太鼓や笛や鉦(かね)、そして獅子舞の舞を担当する。
チャンスなのである。村の女子達にカッコイイとこを見せるチャンスなのである。
かくいう私は獅子舞の舞を担当。
家々をまわり舞った。次は村長の屋敷。
「よし!サヨちゃんに男を見せるぞ!」
サヨちゃんは村長の娘。彼女にホレてる。
「そんで嫁に来てもらうんだ!」
村長の家の座敷。彼女座って見てる。
気張って舞う。舞う。舞う。そして片足を高く高く上げる見せ場!まさかの転倒〜!
終了後、ヘコみまくる私。だがそこへ…。
「おつかれさま。これ飲んで」
サヨちゃんがラムネを持って来てくれた。
西澤尚紘