長野市民日記-149
更新日:2015年12月10日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記149 2015年12月10日(木)
今日、近所の劇場で劇を見た。
友人のA君が演出家として演劇作品を作ったのでそれを見に行ったのだ。
A君の作品が始まる。
一番前の席で口を空けて見入る。
見ていて思った。
“面白い!この劇面白い!”
四〇分間の上演が終わり客が席を立つ。
ボクはA君のもとにかけより彼に言った。
「A君スゴオーイ!」
ひとしきり劇の感想を述べて劇場を出た。
てくてく道を歩きながら思う。
「ボクも面白い劇を作りたい!」
実はボクも演劇の演出家なのだ。
A君の作品を見て心に火がついたのである。
そのまま家には帰らず近所の水タバコ屋によった。水タバコ(フレーバーはミント)を吸い込みながら物語を考える。きた。
「よし!ボクは平安王朝系恋愛ドタバタコメディーを作るぞ!」ヤル気満々である。
西澤尚紘