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2016/02/06(土)立ち往生

更新日:2016年02月09日|書いた人:大沢夏海

今日も朝から(結果的に夜まで)演劇に関わることをもぞもぞと。


9時半、長野市民演劇祭の公演で配ってもらうべく唐組長野公演のチラシをしなのきに配達。
700部って言われたけど、都合により500部。たくさん集客できてすごいなあ。
演劇を楽しみにしてる人、仲間の晴れ舞台を楽しみにしている人
色々だけど、発表する側も含めて、いい時間が過ごせますように。
そして唐組も見に来て欲しいなー。

10時、ネオンに戻って忠臣蔵の稽古
何となくゆったり集まってくる役者陣。
こんな感じで大丈夫なのかちょっと心配。
哲郎は子守スタッフと化す。

15時、稽古終了。
大石内蔵助役のあゆみさんと「冒険王」を観に上田へ。
行き帰りの車内でいろんな話ができて面白かった。
どんな演劇を見に行ったことがあるか、とか、学生の時何してたとか。

冒険王は途中少し眠たくなったけど
アフタートークを含めて見れてよかった。面白かった。
考えたのは、私は日本人というのをあまり客観的に考えたことないなあ、という前提と、日本人でありつつ、そこから飛び出そうとした人たち(旅びと)はどんな終着点を求めていたのかということ。それぞれどうやって、どんな理由で旅を終わらせるんだろう。帰る場所は大体の場合結局日本ってことなんだろうけど、それはどういうことなんだろうかと。それは出発した人にしかわからない場所なのか。そうなんだろうな。じゃあ、出発しない人たちは?
東と西、アジアとヨーロッパの境界にある安宿で、停滞したり、逃避したり、通過したりしつつ、「みんないなくなっちゃうんだよな」ってセリフがさらっと言われた時、そうだよね、って思って。そうだねって思った自分に、そうなんだって思った。「さようなら」もなんだか、だんだんむなしく響いて…。時代背景や、地理的なことはよくわからないまま、なんとなくそんなことを考えた作品。

22時、ネオンに着。
ハナダイズとThe Endのツーマンライブは終了していいて、みんな薄ら笑いというか、なんとも満足そうな顔をしていた。玄関でちょうど櫻井さんに会って、「ただいまー」と思った。

そしてこの日も結局、事務所で朝…。


2016.2.9 3:34
夏海

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