長野市民日記-179
更新日:2016年10月11日|書いた人:
長野市民日記179 2016年10月10日(月)
今日、幼なじみと海へ行った。
秋の直江津。秋の日本海。幼なじみの綾子(二五才)と二人。電車に乗って行った。
一応言っとくと綾子とは恋仲ではない。なぜならボクはゲイ。そして彼女はレズ。
いいアンバイにマブダチなのだ。
砂浜にピクニックシートを敷いて座る。
波はないで日差しは柔らかい。
「はい熱湯だよ〜」カップめんに魔法瓶のお湯を注いでくれる綾子。
「サンキュ」三分待って食べる。超うまい。
遠くに小さな船が見える。たぶんタンカー。
海を見ていると綾子が言った。
「私、ニューヨークへ行く」
「マジ?」「うん。アメリカに住む」
綾子の恋人真弓はプロ写真家。その真弓がアメリカで仕事をするのでついて行くという。
「そっか〜」空に視線を向けるボク。
そして言った。「相撲しようぜ?」
「うん」綾子が了承。しばし相撲した。
西澤尚紘