長野市民日記-200
更新日:2017年05月11日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記200 2017年5月10日(水)
今日、演劇作品を観た。
夜20時から20分間、メロンホールという小劇場にて哲学劇『存在するボクっち』を鑑賞した。
結論から言う。観てよかった。
「ボクっちはただ今考え事をしている。だからボクっちは存在している」
舞台の上でセリフを言う青い髪の女子。その女子は僕の妹のマコ(15才)。
まさかの自作一人芝居である。
「そしたら君っちは?」
両手を後ろにして休めのポーズで問いかけるマコ。
「君っちは存在するのかよ!?」
休めのポーズからの両手上げ。元気玉か?
「存在してる!」
”これでもくらえ!”といった感じで両手を振りおろす。やっぱ元気玉だ。
「だってボクっち、君っち好きだもん!」
恋心を哲学的に表現した作品だった。
西澤尚紘