長野市民日記-208
更新日:2017年07月30日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記-208
今日、イトコと会った。
母方のイトコ、大吾郎(男・30才)が仕事で近所の商店街に来た。
大吾郎は旅のチンドン屋。日本全国を回って新しく開店するお店の宣伝をしている。
商店街に串カツ屋がオープンするあたって宣伝活動をする大ちゃんと仲間達。
「串カツ屋カッちゃんオープンで~す」
チラシを配る大ちゃん。顔を白ぬりしてカンカン帽をかぶり、赤と黄の和服を着ている。
「ドドンガドンドン(♪)」
「プープヒャプププー(♪)」
彼の後に続くチンドン太鼓とサックスの仲間二人(白ぬり)。チンドン屋名物『竹と雀』を演奏して歩く。
「チラシで~す」
”しゅごい!”ボクは思った。こういうことをして日々を生きるって凄いと思った。
「弟子にして欲しい!」
ボクは大ちゃんにお願いした。