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長野市民日記-220

更新日:2017年11月30日|書いた人:【連載】長野市民日記

 今日、古本屋でバイトした。
 友人のポンちゃん(男・35才)が近所の商店街で古本屋を営んでいて、その手伝いをしたのである。
 カウンターの後ろに座り店番をするボク。
「これ買うわ」
 おっちゃん(客)が古本一冊をカウンターの上にのせる。『たばこの歴史』なる本。
 「500円になります」「はいよ。これ」「ありがとうございます~」店番をする。
 ポンちゃんはカウンターの後ろのさらに後ろの空間でPCを操作している。ヤフオクに本を出品しているのだ。
 「昔、ある男女が駅のホームでキスしてたんだけどさ~オレ見てたらさ~セックスしだしたんだよね~止めに行ったよオレ」PCの画面を見ながら言ってくるポンちゃん。
 彼は駅員の仕事をやめて最近古本屋をはじめたのである。
 「いらっしゃいませ~」店番を続けた。

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