長野市民日記-226
更新日:2018年02月01日|書いた人:【連載】長野市民日記
今日、スッポンを食べた。
本日演劇公演に出演。その打ち上げで中華料理屋に行きスッポン鍋を食べたのである。
「いや~ボクのセリフどうだったかや?」
鍋からスープと肉をよそりながら今回の作品の演出家O君(30才)に感想を聞くボク。
「かなり緊張してるぽかったけど、ちゃんとセリフ言えてたよ。よっかったよ」
演出家はビールを飲みながらそういってくれた。「オスッ!」彼に挨拶するボク。
スッポンの肉を食べる。実にうまい。”ズズズー”スープも飲む。
スープも飲んでいるとO君が言った。
「次の公演なんだけどさ~『ネック』やろうと思うんだ。ついてはまた役者やってよ」
「え!?あの舞城王太郎の作品の!?」
ボクは驚いた。その作品をやるには役者がすくなくとも五人必要なのだ。
「ボク、一人芝居専門なんだけど!」
「そこをなにとぞ!」ゴリ押しされた。