長野市民日記 242
更新日:2018年07月11日|書いた人:【連載】長野市民日記
今日、兄と会った。
兄のヨシオ(男・36才)に会うため山道を原チャリで行くボク。兄は長野市中心部から
24キロ離れた中条という山里に暮らしている。
4ヶ月前に会社をやめた兄。
「オレ、もう山で暮らす!」そういい残して長野市中心部のマンションから中条の古民家に去って行った。
「おお山だぜー」クネクネした道から近くの山と遠くの山、とにかくボリュームたっぷりの緑を眺める。
兄の住む古民家には出発して50分後に到着。
玄関で出迎えてくれた兄は薄汚れた作業着と農協のロゴいり帽子をかぶっていた。
「さあゴハンを食べるぞ!」
昼飯は庭でイノシシ肉の焼肉。イノシシ肉を食べながら兄に聞いた。
「今、何の仕事してんの?」
「近所の農家の手伝い」
微妙にうらやましいと思った。