長野市民日記 259
更新日:2018年12月30日|書いた人:【連載】中川よしのの400字
今日、庭仕事をした。
なんでも屋のボク。本日はお得意さん宅の庭で枯れ草を刈った。枯れ草といってもそのほとんどは枯れススキ。作業する庭は広く刈るべき枯れススキは多かった。
「ふふふのふ~ん♪」
鼻歌を歌いながら稲刈り鎌でザクザクやる。
冬なので寒いが太陽が出てていて気分がいい。
「のどが渇いた・・・ゴソゴソッ」
作業ズボンの太ももポケットからふたつき缶コーヒーを取り出して飲む。うまい。
「よ~しあと30分がんばるぞ~!」
一時間の作業なのである。
この庭における枯れススキ率が下がってくるにしたがって庭の感じがすっきりしてきた。
「ふふ~ん♪・・・ザクザク」
”ガサッ”ススキの間からキツネが顔をだした。この家のペットなのである。キツネがボクの前まで来た。
「お手」ボクは言ったが無視された。