善光寺・大本願で演劇!
長野市の善光寺・大本願で催される演劇イベントがあるので紹介したいと思います。
というか、善光寺で演劇って、どうやるの?路上劇?パフォーマンス? 伝統芸能? それとも仏の教えを説く劇とか??…などと疑問が浮かんでくるかもしれませんが、全て違っています。
東京でバリバリと活躍する若手劇団・Ort-d.d(オルト・ディーディー)の最近作で、善光寺が選ばれた理由は「長野市で最もパワーのある場所だから」だからだそうです。確かに善光寺には何の舞台設備もないけど、どんな劇場よりも場のパワーが高いのも事実ですよね。劇空間として用いるのは、善光寺大本願の「明照殿」という建物の中にある大広間。タイトルはズバリ「源氏物語」ってことで、古典劇かと思いきや、源氏物語の中のあるエピソードを題材にした現代劇ともいえる内容…ということらしい。
主催の「ながの演劇のまちプロジェクト」という団体は、ネオンホールの演劇特攻隊長増沢たまみを中心に集まった人達です。前回のネオンプロデュース美術館演劇に引き続き「長野の街に新しい演劇の息吹を!」と意気込んでおります!
日本の演劇シーンの最前線で活動する劇団と、善光寺の出会い。
滅多に無いことだと思うので、ぜひ観に行ってみてはいかがでしょうか。
※「Ort-d.d」に関するリンクを張っておきます。
→劇団ブログ →演出家インタビュー
(以下、パンフレットより引用です。)
たたみの上にクラシカルな椅子が4つ並んでいる。
窓から見える庭園がこの日の舞台背景だ。
そこに立つ俳優の身体は力強く、美しい。
日常的な衣装と非日常なコトバ。
時間も空間もあいまいなものとなって
普遍的な舞台(世界)を創り上げている-。
文化財である博物館や講堂など
「特別な場所」にこだわって(上演)きた
Ort-d.d(オルト・ディー・ーディー) の『源氏物語』を
長野市で最も『特別な場所』であろう善光寺で上演すること。
それはこの地における演劇のあり方を
改めて考えるきっかけになるかも知れない。
シアターカンパニー Ort-d.d 長野公演『源氏物語』
2008年11月9日
長野市 善光寺大本願「明照殿」にて
開演 14:00/18:00
※開場は開演の20分前、上演時間は70分程度を予定)
料金 一般2500円/学生2000円
※未就学児童の入場はお断りいたします。
原作 榊原政常『しんしゃく源氏物語』
構成・演出 倉迫康史
出演 三橋麻子、小田さやか、金子由菜、杉村誠子、平佐喜子、渡辺麻依
ビジュアルディレクション ROCCA WORKS
協力 にしすがも創造舎
主催 ながの演劇のまちプロジェクト
※席数に限りがあります、チケットはお早めにお求め下さい!
ネオンホールでもチケット扱ってます。
※チケット等の問合せはナノグラフィカ(026-232-1532)へどうぞ