西之門町。
平安堂長野店での「街並み」写真展の準備を朝から。
額装したり、ちょっとした文章を書いてパネルにしたり。
夕方、無事に展示を済ませることができた。
今まで写真展といえばモノクロで4ッ切りサイズで
やってきたんだけど、今回はカラーでキャビネ(2L)判。
小さいプリントは迫力に欠けるけど、
お仕着せがましくなくて好き。
サラリと見ることができるような気がする。
展示し終わったら、急いでナノグラフィカに戻る。
今日は西之門町のお祭りの最終日で、
「よしのや」さんのテラスで焼き肉食い放題!なのだ。
お祭りといっても、露天や御輿がでるわけではなく、
近所の長老達が集まって儀式めいたことを
するだけなんだけど。
何故かラストが焼き肉で、そこには祭り本体よりは
多くの人がやってきて、ちょっとした懇親会みたいになるのだ。
いつもの事ながら、新参者の自分たちも分け隔てなく
そういう席に呼んで下さったので、たまちゃんと共に出席。
お向かいの「西之門針灸院」の山崎先生とともに
ひたすら肉を食いまくった。
西之門町は、江戸時代からの歴史を持つ、長野では
かなり古い町。この前、区長が見せてくれた街の帳簿の
表紙には「嘉永○年」と書いてあった。その帳簿は今でも
使用中。幕末から同じ帳簿を使っているのも凄いと思う。
なにしろ善光寺の真横なので、きっと昔は今よりも
ずっと由緒正しい土地だったのだろう。
そこに家を構えている人々もまた、長野では名士みたいな
人が多かったようだ。長老達のはなしによると、
先代はみな「旦那衆」みたいな方々が多く、
妾さんを囲ったりするのも珍しくなかったらしい。
「子どもの頃にオヤジに二号さんがいるって、知ってたよ」
なんて話を、酔っぱらって面白おかしく?してくれた。
バカみたいに食べて飲んだので、当然の事ながら
ディープに酔っぱらいました。
選挙の時期ってことで某衆議院議員候補の奥さんが
登場したり、西之門町出身の市会議員さんと
話し込んだり、普段あまりないことなので面白かった。
というか、ご近所さんと酒飲んで話すって、
いいなあ。などと思った。