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1/14に誕生した

更新日:2006年01月18日|書いた人:清水隆史

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1/14に誕生したたまちゃんとけんいちくんの子供、
「福太郎」の出産の経緯を、某SNSの日記にリアルタイムで書いていたので
それをこちらにも転載しておきます。今から読み返すとなんかあたふたしてる
自分が恥ずかしいですが、まあそれはそれでいいか!ってことで。
あんまりネオンホールと関係ないような、大いに関係あるような話ですね…。
長いけど一気にupしてみます。


●2006年01月12日20:43
…生まれそうなんです、いよいよ。
西之門ベイビー。 今朝「おしるし」あり。

綾子および自分は例によって〆切まみれ。
今日の時点でしみず一徹、あやこ二徹…な状況。
でも本人曰く「14日夜あたりに出てきそう」とのことです。

ナノグラフィカでの出産、なるか??
「おしるし」あったとはいえ、本人はまだ
ピンピンしてました。「街並み」の〆切が遅れたことについて
激怒してたりで(例によって綾子泣く)ふつうのたまちゃんだった。
でも出産すぐ直前の妊婦って、
なんともいえない後光が差すようなムードがあるんですね。

●2006年01月13日/20:51
今のところ陣痛などはないようです。
さっき電話で取材関係の事でしかられました。
今のところいつものたまちゃんのようです。


●2006年01月14日/01:11
さっきナノにパソコン運びました。
しばらくここで仕事します。
今日はあったかいですね。なんか3月くらいの感じ。
ちょっとナノ生活が楽になりそうです。

なんか聞くところによると、自宅(=ナノ)で生むのか
助産院にいくのか微妙なようです。
他の妊婦さんとかぶってるからだって。
今日が満月だってのと関係あんのかなー。


●2006年01月14日/8:33
昨夜(といっても数時間前のこと)
ナノグラフィカにてあやちゃん、けんいち、しみず
そして妊婦たまみで夜なべ。腹が減ったので台所に
あったピザ、手羽先などをチンしてビールなどやる。
綾子曰く「なんか地震の夜みたい。」
…地震? よく聞くと「台風の夜みたい」と同義らしい。
みんなで何かが過ぎるのを待って、そわそわ浮ついてて…
確かにそんな感じかもしれない。

午前2時頃より、陣痛らしきものが本格化する。
最初は話してる最中に「ん? ん? んーーー」とか
神妙な顔をして、約一分後に「あーちょっと痛かった」
とか言う程度でしたが、次第に「あーこりゃ痛い!
いてて、割れるみたい!」ってなって、
「んーーーーー ふー ふー ふー(無言で息のみ)」
みたいな感じになりました。痛みは約30秒〜90秒くらいで、
痛みと痛みのインターバルは、測ってみるとだいたい
9分程度だった。その9分の間はケロリとしてる。
痛くなると、しゃべれなくて息を整える…って感じです。
痛みは「腰が割れるみたい。骨が裂かれる感じ」
だって言ってたけど…。
うー、わかんない。

事前に「弱く長かった陣痛の間隔がだんだん重く、短くなる」
はずだと聞いてたんだけど、今のところたまちゃんの場合は
「間隔は9分程度でかわらず。それがだんだん重くなる」
って感じみたいです。(9分に一度の収縮は、本人は
意識してないけど一昨日の助産院検診時からあるよって
診断された、とか言ってたなあ。)さっき朝起きて聞いたら、
午前5時位からは痛さも間隔もほぼ一定みたいで、
10分置きに寝るてたらしいです。
「妊婦って何でも出来るんだな」って言ってました。

なんかだんだんまわり3人も慣れてきて、明け方には
妊婦をほったらかしてみんなテキトーに寝てました。
でもどうやら …今日生まれるのは間違いなさそうです。
予定日ジャスト。 今日は満月。


●2006年01月14日/12:48
で、現状は、 …小康状態っていうんでしょうか。

状況に変化ナシ。10分置きの陣痛、のみ。
この状態になってからそろそろ8時間?10時間?
けっこう過ぎてるなあ。

元気になって踊ったり、ピクリともうごかなくなったり
歌ったり、唸ったり。いまは静かなナノグラフィカです。

●2006年01月14日/15:58
さっき、助産院からの電話で、今日が検診日だったことが判明。
陣痛は5〜10分に狭まり、だんだん冗談も出なくなって
差し迫った雰囲気になってきてたところ。 たった今、
たまちゃんとけんいちくんとガラスの前田さんとチェルママの
4人が、車で助産院に向かいました。 このまま助産院で出産するセンが
濃厚だけど、 一応まだわかんない状態。 ナノグラフィカでの
自宅出産は難しいか…。綾子と自分は5時過ぎから取材!の予定が
入っているので 一旦妊婦集団とは別れます。
でも、遅からず長電朝日駅そばの助産院に向かう予定です。


●2006年01月14日/18:46
取材からナノに帰ってきました。 そろそろ、満月満潮の時間。
さっき助産院に同行しているチェルママから電話あり。
ただいま触診中で、その結果によって 今後のことを考えるとのこと。

そわそわ、します。これは、 無事に出産が終わって欲しいって
単純な気持ち、 物心着いて以降、初めての事でわけがわからない気持ち、
あたりまえでありながら、なんか凄いことを目の当たりにしそうで
本能的になんか防衛する気持ち?っぽいのが湧いてくる

そんなお産にまつわるシンプルな?気持ちに加えて、
20代前半にネオンホールを始めて、いろんな人と会って
いろんな日常茶飯事を積み重ねながら、ここにいる僕たちの生活が
この日を境に何か、劇的に変わってしまうような、
或いは違う次元に突入してしまうような

言うならば、新世界への畏れ、おののき、身構え
のような感覚が紛れ込んでいる、いや全てが
渾然一体となって、僕や綾子の前に横たわっている。
気付きながら、理屈とは違ったところで足がすくんで
恥ずかしながら、そわそわしているのだと。
わかっているんです。

大好きな友人達が、それらを乗り越えてもなお
自分や自分たちと一緒のモノを見ているという
幸せな現実をよくわかっているはずなんだけど
いまは、居たたまれない、複雑な気持ちです。

いまのところ8時になったら、アヤコと産院に行く予定。


●2006年01月14日/19:23
さらに続報が入る。
産院で沐浴?(風呂に入った)のあと触診したところ
予想より動き(開き?)始めたとのこと。
助産院に着いてからもなお動きはなく、明日に持ち越すかと
思っていたが、今日のうちに生まれるかもしれない、 とのこと。

助産院は妊婦で混雑しているらしい。
アヤコと自分は予定通り8時に向かう予定。


●2006年01月15日
生まれました。
母たまみ、父けんいち、息子の名前はまだありません。

昨日立ち会ったあやこ、清水、チェルママ、前田さんは
それまでとこれからのことが渾然一体となっていて
みな「おめでとう」とは、言えなかった。
「がんばったね」「お疲れだったね!」 「さーはじまるぞ」
って感じだった。

生んでる最中は、重い病気のよう。無意識。
子を生んだ瞬間、後産のときには意識が帰ってきて、
元のたまちゃんに戻っていた。
「いててて! さっきのは鈍痛、今からは激痛だよ!」
とか冷静に叫んでました。

生後30分ぐらいで、もう子はおっぱいを吸い始めて、
それが強くてまたたまちゃんは痛がっていた。
母って、痛いんですね。

2〜3日は産院に泊まってくるそうです。
ありゃ当分ちゃんと歩けそうにない。

…生まれるまで、どうしてもシャッターが切れなかった。
生まれた瞬間から、たくさんシャッターを切った。
なんかにまとめます。
機会があったら、ぜひ見てみて下さい。

さー
日常の始まり!
というか、とりあえず仕事仕事!

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