nepontop11.jpg

Blog rssicon

大晦日。 朝、ナノ

更新日:2005年12月31日|書いた人:清水隆史

4575930598.jpg

大晦日。

朝、ナノグラフィカで8時に目覚めて、独り雪かき。
そのまま、次の「街並み」の撮影をしかけて、
昼頃自宅にてうたた寝。

3時頃、再びナノグラフィカに寄ってから、駅前に買い物に出掛ける。
開いている店もまばらで、晦日らしい雰囲気だ。
目に付くのが若者ばかりなのは、きっと
東京からの帰省者が多いからなのだろうか。

タワーレコード下の「フリークスストア」で指切りの手袋を購入。
素手で野外撮影はきついが、手袋を着けるとカメラの操作に
支障をきたすため。丁度いい一品があって、よかった。
その後田宮模型の新製品を見たくて模型屋を回るが、
どこも休業だった。当たり前か。

最後に短縮営業で閉店間近の平安堂長野店に行き、
文庫版「坊ちゃんの時代」第三部〜第五部を買う。
高校生の頃、週刊誌で「坊ちゃんとその時代」として
連載されていた、谷口ジローと関川夏央によるマンガの続編。
(一巻の単行本は、十数年前に誰かに貸してそのまま行方不明だ。)
当時深く感動したのだけど、続編を読まないでいたのを
最近になって偶然手にして、また一気にのめり込んだ。
駅前の「カフェラ」でしばらく読みふける。

昨晩はナノでネオンホール+ナノグラフィカの忘年会だった。
出席者はたまちゃん、ヒサエ、シノミ、綾子、タカエ、下島君、
リエコさん、ナツミ、途中から哲郎、の9人。
5時頃から裾花の「うるおい館」で風呂に入って、
7時から馴染みの蕎麦屋、西之門の「元屋」さんでちょっとした宴会。
夜はナノグラフィカの二階で、コタツを囲んでトランプなどして、
そのままほぼ全員で雑魚寝した。

そういえばこの年末は、金銭的にも時間的にも余裕がないのに
ついついマンガの単行本を何冊も買ってしまった。
小田ひで次「クーの世界」続編の「夢の空地」、
吾妻ひでお「失踪日記」、安野モヨコ、五十嵐大介、
沓澤龍一郎、松本大洋、F・ボワレらのオムニバス「ジャポン」
などなど。あと、京都に行ったせいか高野悦子の
「二十歳の原点」を再読したくなって、新潮文庫版を
買って持ち歩いたりした。


いま、誰もいないネオンホールでこの日記を書いている。
年末年始を長野で過ごすのは何年ぶりだろう。
元旦の朝は実家でお正月をやる…のが習慣なのだけど、
今年は考えた末に長野に残った。
(一方で、長野発の最終便で京都に向かい「うさぎ」あたりに顔を
出してからART COMPLEX 1928でのヨーロッパ企画の年越しイベントに
フラリと紛れ込んで、初詣運行の近鉄で奈良に帰ろうか…
というプランを立てていた。まだ半分心残り。)

それにしても外は静かだな。
何となく、内省的な気分になるのは毎年のことか。

今年はあっという間に過ぎたなあ。
片足を引きずりながら、少しずつ前進した…
そんな感じの一年でした。

これからナノグラフィカで年越しだ。

<< 前の日記  |  Blogトップ  |  次の日記 >>


Contents

メニュー

月別に見る

検索




▲上へ戻る