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スモールタウン・グルーヴ

更新日:2006年03月16日|書いた人:清水隆史

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 FMぜんこうじで1998年から8年間続けたラジオ番組「スモールタウン・グルーヴ」の最終回の収録があった。途中で半年くらい抜けた事があったけど、それ以外はずーっとこの番組をやり続けてきた。週に一回の収録(最初と最後の一年は隔週。)で、自分は主に司会を務めた。
 
 最初はホントに右も左もわからなくて、しゃべるだけで精一杯なのにいろんなコーナーをやろうとして崩壊寸前になったりした。ゴーグルエースやT&Tがレギュラーメンバーとして番組を引っ張った事もある。カマチくんのやたらと流暢でちょっと毒のある喋りはよかったなー。T&Tが氏を読んだり、即興で歌ったりしたのもよかった。チサトがカフェシアター関係者とラジオオドラマを作ったり、宮ざわさん&イイダゴウくんが長編ドラマを4年連続で続けたり、べーちゃんとかボッサロージン(今はシネマダブモンクスのダイホたちのバンド)がゲストで出演したり…思い出すとキリがない。長野の情報誌のライターとして活動している自分やアヤコが「今長野で何が起きているのか」って視点を持って街を見て、それを伝えていく、みたいなことを初めてやったのもこの番組で、以降の活動の基本になった。

 いつもゆるーく好きなようにやらせてもらって、ラジオ的ハイテンションとは対局にある番組だったので、最後もけっこう静かというか、自然体で終わることが出来たと思う。公共の電波を使ってはいたけれど、思えば週に一度の部活みたいな活動だった。ラジオで喋るということに全く緊張しなくなったのも、今後の人生にどう役立つかはわからないけどよかった。しかし8年はやっぱり長かったなー。日常生活の一部になっていたので、なくなるとなんか変な感じがしそう。
いっしょに番組を作ったみなさま、また何か一緒にしましょう…! 聴いてもらった人と、お世話になった(元)FMぜんこうじの下平さん、清水さん、小林さん、藤綱さん、飯島さん、山崎さん…に感謝、なのです。

 ずーっとテーマソングとして使ってきたのが"small town talk"という曲。オープニングはBobby Charlesのオリジナルヴァージョン、エンディングはPaul Butterfield's Better Daysカヴァーバージョンだった。ベアーズビルの再発CDで、ちょうどTheEnd桜井と自分が番組開始時にハマっていたのだ。(否、正確には桜井がハマってて、自分に聴かせてくれたのだと思う。)「スモールタウン・グルーヴ」ってタイトルもここからもらった。きっとこの曲は一生忘れないだろうな。ラジオで使うために局に預けっぱなしになっていたCD2枚が、最終回の収録を終えて、8年ぶりに手元に戻ってきた。今、そのCDを聴きながらこの日記を書いている。…地味だけど味わい深い、いいアルバムだ。


 ネオンホールに戻ると、先月東京へと旅立ったヒサエちゃんが事務所にいた。フツーにブッキングの電話に出たりして働いてて、なんかとても嬉しかった。その後場所を変えてタカエと色々話し込む。春は変化の季節やなー。でもみんな調子はよさそうでなにより、だ。

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