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[N-ex8]~権堂 映画館コンサート~ロキシー広場前マーケット編

更新日:2009年10月24日|書いた人:大沢夏海

2009年10月25日、権堂アーケード内にある日本で一番古い木造の(現役)映画館
「長野松竹相生座ロキシー1・2」でハンバートハンバートのコンサートを開催しました。

まずはその映画館前の広場で行われたマーケットの様子を。

天気は薄曇り(ヨーロッパ風)。
権堂アーケードに面した映画館の前にテントが13機建ち、
中央で薪ストーブがたかれ上空には万国旗が舞う…

出店は、
「Slow CAFEずくなし」
「青空屋台」
「どうらく園」
「百竹屋」
「kef」
「雑貨屋パライソ」
「いちごば考房かたくり」
「へそ屋」
「Re楽×海羽根」
「団地堂」
「前田一郎」
「one and only」
「ミルクホール」
「秋元紗智子」
「ナノグラフィカ」
といったメンバーで、
その内容は、有機野菜、皮製品、セレクト古本、カレー、すいとん、マッサージ、手作り雑貨、服、ガラスのコップ、手作りのお菓子などなど・・・
と、どれも人の手をとおったあたたかな物ばかり。

さらに会場入り口、お蕎麦屋「戸隠」の店先をお借りして、
ulla(ウーラ)というアイリッシュバンドの生演奏もありました。

こう書くと、とても支離滅裂な感じがしますが
全体的に不思議に良いバランスで
なんだかすごく愉快なマーケットだと感じたのは私だけでしょうか?

アーケード内では、定期的にハンバートハンバートの歌が流れていて
コンサートに向けての気分も盛り上げます。

オシャレ雑貨だけじゃなくて、おいしい野菜も。
おいしい野菜だけじゃなくて、手作りの身につける物も。
身につける物だけじゃなくて、あそびやリラックスも。
すごく贅沢なマーケットだったなぁ。なんて今更おもいます。

マーケット目的で来た人はもちろん、
道行く人やコンサートに来た人が立ち寄って
楽しそうにお店の人と話しているのをみて、
やってよかったとこころからおもいました。

こちらはアイリッシュバンド「ulla」の演奏の様子。

私はアイリッシュ音楽についての知識はないのですが
繰り返されるなつかしくも陽気なメロディーが
どんどん身体に入ってくる楽しい音楽。
なんといっても本人達が楽しんで演奏しているのがよくわかって
一緒に楽しくなっちゃうひとときでした。

そしてあっという間に日は暮れ、いよいよハンバートハンバートの
コンサートが開演します。

[N-ex8]~権堂 映画館コンサート~「ハンバートハンバート小夜曲」編

更新日:2009年10月24日|書いた人:大沢夏海

ハンバートハンバートは2年くらい前から
ずっと長野に呼びたいと思っていたアーティストでしたが
なかなかネオンに呼ぶことが叶いませんでした。

きっかけはマーガレットズロース
(「ネオンホール」というCDも出している東京のバンド)
がライブ会場で販売していた「高田渡のトリビュートCD」。
そのCDの中のシンプルだけどじゅうぶんな
ハンバートハンバートのうたに感動して、
当時ホールで頻繁にそのCDをかけていました。

その頃から(ullaのメンバーが貸してくれた)
オリジナルCDを聞いたりしてるうちに
巷でもなにかと名前を聞くようになり
ライブを観た人の感想を聞いてうらやましがったり、
直接連絡をとってライブのおさそいをしていたものの、
結局ネオンホールでのライブは実現しませんでした。

それでも何となく「ハンバートハンバート、いつか長野で観たいなぁ〜」
(個人的には誰かが呼んでくれたら絶対観に行くのに!)という
淡い想いを抱き続け、半年くらいたったころ
ふと「ロキシーにだれ(アーティスト)呼びたい?」という・・・
これは願ってもない絶好のチャンス、と思われる機会が与えられ
そしていろいろありつつ、(中略)とうとうハンバートハンバートを
長野に、しかも権堂に!呼ぶことが出来たのです。


ハンバートハンバート 今回のコンサート写真

権堂はネオンホールがある町です。
自分達の町!と言えるほど地域に根ざしてもいないし
実際の交流もあまりないのですが、
17年間ネオンホールは「この町」で営業をしてきてきました。
町内で仕入れをして、毎日長い時間をここで過ごしてきました。
町の中では歴史が浅い店かもしれませんが、
紛れもなくネオンホールは権堂で生まれて権堂で育ってきた、
という事実が、私にこの町に対する愛着を感じさせるのだ、と思います。

つまりは・・・、
ロキシーで、イベント出来ることが決まって、うれしかった!
ということですよ。
基本的に古い建物を愛する(理由は美しいから!ほか)傾向が強い
ネオンホールスタッフにとって「権堂」かつ「古い映画館」でのイベントなんて
心弾まないはずがないのです!
しかも長野ロキシーは、大きな映画館では絶対やらない
粋な企画を毎月こつこつと続けていて町の中でも常に気になる存在。
そのロキシーを盛り上げるお手伝いを今回の企画で少しでも出来るなら、
むしろ、一緒になにかやってみる、なんて面白そうじゃないですか。

ということで、心弾ませて企画した今回のイベント。
実際のコンサートの様子を写真でレポート。


コンサートは2部制。

私は一部目、最後の2曲しか落ち着いて見られませんでした。
最後の「大宴会」は佐藤良成さんヴァイオリンを弾きながら歌う、
壮大な雰囲気の曲。
でも歌詞をよく聴くとちょっと、どきっとする。
二人の声と楽器の調和がびっくりするくらいきれいで、
終始鳥肌が・・・。

そして二部目は終盤お客さん参加型の曲もあり
元気に楽しくやってこう!という感じ。

すごくよかった。
アーケードで流れるうた。
古くて味のある映画館。
会場にはいって、スクリーンの前に立った二人と、
そのすぐ後ろにまっすぐ伸びてゆれる二人の影。
そして一音目。
気持ちいい声。
優しいうた。
お客さんの優しい顔。
2時間も演奏してくれたのに名残惜しい気持ち。

他の人の企画に遊びに行くのではなく、
自分たちが好きだと思っている場所に
好きだと思っている人に来てもらえて
その結果たくさんの人達といろんな気持ちを共有できて、
とてもうれしかったです。


この町に対する愛着がまた少し強くなりました。


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更新日:2009年10月22日|書いた人:清水隆史

先週末の事です。長野市長選の立候補予定者の3方を
ネオンホールに招いて、そこに来た人と色々語り合っていただく
というイベントが昨日の夜、半ば突発的に行われました。
(今はすでに「立候補者」になってますね。)

あ、信毎で記事にもなってました。
http://www.shinmai.co.jp/news/20091018/KT091017FTI090009000022.htm

以下、その概要・感想などを箇条書きにしてみます。
これはあくまで清水の個人的感想であり、特に政治的利害関係的
意図はありませんので念のため。


・三人が順番にやって来て、約30分ずつ話をした。
・一応自分が司会をやりました。
・10分程度言いたいことを言っていただき、20分ほど質問&応答タイム。
・急な告知だったけど、多分60〜70人の人がやってきた。
・新聞ほか、色んなメディアが取材に来ていた。
・集まった人は、若者中心というよりは30代後半〜40歳以上の人が
多かった気がする。でもバンドマンを中心に20代の人たちもいた。
・車座っぽく座った。講演会みたいな雰囲気より、座談会にしたかったから。
・雰囲気は悪くなかったと思う。みなさん誠実だなあ、少なくとも今
この場では、あまりポーズを作ったり演技したりしないで、素の自分で目の前の
人たちに向き合っているなあ、ってのは感じました。

・現職市長に対しては、やはり具体的な質問が出たけど、けっこう誠実に
答えてくれた気がする。信毎にも出てたけど(建築資材を扱う会社の社長
だった市長に対して)「利益誘導の印象があると言う人もいる。反論は?」
なんてキツイ質問にも、怒らずに答えているように見えた。
・新市長を目指す二方は、当たり前だけど未経験なわけだし、話は
どうしても具体論よりも抽象論・精神論になる気がした。
・T候補予定者はとにかくテンションが高い印象。「俺が何とかする!
おまえらついてこい!」みたいな。でもやっぱり話は抽象的で
「具体的な話を聞かせてほしい」という質問が出たりした。
しかし、とにかく俺が変えてやる、変えねばならぬ長野市を、時代は
「change」ですよ!という気迫で押し切った感じ。
・対照的に、K候補はテンションがえらく低く見えた。終始「市長なんて
誰がやっても同じなんだし、行政は実質的にほとんど変えることが
できないと思う。だから一市民である自分がやってもいいかな、と思った。」
みたいな感じ。ほかにも、ここに書くのを躊躇うようなストレートな
話がいくつもあった。まあでも正直そうな人柄は伝わって来ました。
某政党の某議員さんの姿も見えたけど、どういう気分で聞いていたんだろう…
ある意味、本人は淡々としてるにもかかわらず、この方の出番が一番
ライブ感があって、すごくハラハラした。

・全体を通してヤジや怒声が飛ぶこともなく、参加者はみなさん紳士的で、
基本的に和やかな雰囲気だった。
・個人的には政治の話をしているというより「色んな意味で厄介で大変な
市長という仕事をやろうとしている奇特な人」を間近で見る、観察・
観賞しているのだ、と思えた。実際、彼らの息づかいや感情のゆらぎ
なんかをリアルに感じる事が出来て、とても面白かったです。
・誰が市長になっても、ぜひこういう生のコミュニケーションの機会を
持ち続けてくれたらいいのにな、と思った。
・個人的には誰に投票していいのか、かえって迷うことになりました。

ライブイベント「スーパークイック09」10/18

更新日:2009年10月18日|書いた人:大沢夏海

どこかで聞いたことのあるようなタイトルですが
ネオンのイベントではありません。
2009年10月いっぱいで閉店してしまう、
カクテル喫茶QUIKの(ライブ)イベントです。

バンドマンでもある矢沢さんが店主を務めるこのお店には
バンドマンをはじめ、学生やサラリーマンや主婦、などなど・・・
本当にいろんな人が集い、そしてつながってきました。

この日は、日頃から
クイックに出入りする人たち(と矢沢さん)による、
クイックに出入りする人たち(と矢沢さん)のための
大ライブイベントでした。


矢沢さん

ボスダブ

毎日きっちり働いている人も、限りなく自由な人も
うれしい人も、かなしい人も
いつも同じように迎え入れてくれる場所だった、ということを
無くなりそうになってあらためて思い知るのでした。

ありがとう、クイック。

さよなら、クイック。

更新日:2009年10月14日|書いた人:清水隆史

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たまにはこっちにも書きますね。
長野市立図書館前の「カクテル喫茶クイック」が
今月いっぱいで閉店することになりました。

何年間営業してたんだろ。
これでまた気軽に立ち寄れる店が減ることになるなあ。
ある種のバンドマンと、アート好きの人、信大生、
近所のおじさんとかおばさん…なんかに愛されたお店。
そういうスポットというか拠点が減るのは寂しい。

知り合いだってのもあるけど、個人的には
店主・矢沢君の人柄と、彼が作る料理のセンスが
大好きで、よく一人で昼飯を食いに行った。
というか、閉店するしないに関わらず今でも行ってます。
今日も行ったし。あのスパゲティや照り焼きごはんや
サラダやピザがもう食べれなくなると思うとさらに寂しい。

まあ、矢沢君はバンド活動を続けるだろうし、
家もめっちゃ近所なので、きっとこれからも
会う機会は少なくないんだろうけど。
今まで友達や好きな人がやっている好きな店が
たくさん閉店して、その度に寂しくなった。
何度経験しても慣れないもんですね。

あ、18日の日曜日にお疲れ様ライブをやります。
たぶん16時位から始まる。ボスダブ、チョコレートタウンオーケストラ
まにまにろまんあたりが出ます。

個人的には残り少なくなった日々を楽しもうと思ってます。

http://www.quik.jp/

オオヤミノル、popo、まにまにろまん

更新日:2009年10月14日|書いた人:清水隆史

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一昨日、ネオンホールに京都のオオヤミノルさんとpopoが来て
素敵なコーヒーライブイベントがありました。
そして、そのイベントの裏の主人公?は、他でもない
「まにまにろまん」だったんです。

まにまにろまんといえば…ナノグラフィカ高井とボスダブの秋元さん
による女史二人アコースティックユニット。二人が大学生の時から数年間
活動して、多分2001年頃に活動停止。2000年前後のネオンホールで
印象的だったグループの一つ。

あまりに久しぶりで、最初は見ている方が緊張する感じでした。
でもライブ中盤から音に集中できたかな。。
同時にあの時分のネオンホールやら権堂の風景が浮かんできて
ちょっとホロリとしました。確か「日常サハン」という曲が出来た頃、
秋元さんが権堂の景色を撮った写真をカラーコピーして、一冊限りの
写真集を作っていたんだけど、その中の景色がリアルにフラッシュバックした。
あの夏、自分はまだネオンホールに住んでいた気がする。
店を閉めた後によく朝まで話し込んだな。
なんか、儚い夏だった。

あれから自分たちを取り巻く環境は、激しく変わったりあんまり変わらな
かったりだけど、「日常サハン」はやっぱりいい曲だと思う。


写真上から
09年・まにまにろまんとオオヤミノル
99年・ネオンホールで演奏するオオヤミノルさん
99年・ネオンホールカウンター

上諏訪 呑み歩きイベント

更新日:2009年10月10日|書いた人:大沢夏海

台風も通り過ぎた10月10日、上諏訪の国道20号線沿いで日本酒試飲イベントが開催されました。
2000円でおちょことパスポートを買って5つの酒蔵を巡り日本酒を飲みまくる。結果、国道沿いを歩いている人はみんな酔っぱらい、という陽気なお祭りなのでした。


私は同時に行われたライブイベントに出演したのですが便乗して日本酒をのみ歩いてみたり(普段全然のまないのです・・・)、おつまみを食べたり、ライブを観たりして、お祭りを満喫しました。
バンドも観てる人も良い感じにハイテンションで、ここはパラダイス?楽園?、夢の世界ですか?のびっくりイベントでした。

レインボウ

更新日:2009年10月08日|書いた人:

町にチラシを撒いてレインボーカフェで休憩。
向こうのそらに虹が架かった。

桜華書林 樋口佳絵さん「さよならさんかく」展

更新日:2009年10月01日|書いた人:

 今月の4日まで長野市川中島の「桜華書林」というところで、樋口佳絵さんの「さよならさんかく」展が開催されています。

 前回の企画のパンフレットを、展示が終了した後にみて「めっちゃ好みの絵だ!」と思って「次の展示は必ず行こう」と決意したのですが、今回タイミング良く行くことが出来て大満足でした。
やきものの器の表面みたいな質感と、構図とか余白の取り方とかがもの凄く好きです。いやあ、やっぱりよかった。
今回の展示は日曜日までですので気になった方はお早めに。

お嫁が二人送られてきた

更新日:2009年10月01日|書いた人:大沢夏海

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前ネオンスタッフやってくれてた漫画女子おくやんから
手作り人形(にきものっていうらしい)が送られてきた(くれと頼んだ)。

「嫁に出す気持ちで・・・」みたいなことがかいた手紙が同封されていたけど、
それにしても嫁2人はないだろう、と思った。

一緒に入っていた「こけし」と「まりもヘアピン」と記念撮影しといた。
たしかに受け取りました。ありがとうおくやん。

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