長野市民日記-038
更新日:2012年11月12日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記38 2012年11月10日(土)
今日、床屋へ行った。
明日からの演劇公演にそなえて髪をセットした。いつもの私であれば、二ミリの坊主頭にしてもらいところであるが芝居の役作りを考え、本日は髪をすいてもらう程度にしておいた。完全に俳優気どりである。
演劇をしていて演劇に対していろいろ考える事が多くなっている。「演劇とは何か?」とか「演劇の効果は?」とか。まったくもって俳優気どりである。
結論から言わせてもらうと「今は全然わからない。でもとにかく他者とよーく対話しないと劇ってなりたたないんだな〜」ということである。
通常ありえない深度で他者と対話する必要性が劇を作る上で時に発生する。この間共演者と演技について話していて、大真面目に「オレだってマスターベーションくらいしますよ!でも…(以下略)」と述べている自分にビビった。演劇の世界、恐るべしである。
西澤尚紘