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プロデュース公演「ハムレット?」終了しました。

更新日:2014年08月29日|書いた人:小川哲郎ネオンプロデュース演劇2014「ハムレット」

お盆から約10日間、長野と香川の若者たちと創る演劇「ハムレット?」が先週末、無事4回の公演を終え、幕を下ろしました。

演出家の西村さんは、3月にも一緒に演劇を創ったので、約半年ぶり。
西村さんは、長野に滞在して演劇作品を創る、というのを2009年から初めてこれまでもう9作品も創っているんですね。
(毎回感じるんですが、)プロの演出家の創作の現場に立ち会えるのは、本当に刺激的です。

アンケートを読んで、作品を自分の事として観てくれているのを感じて、
なんだかとても嬉しかったです。

稽古期間中、よく頭の中を「〜するべきか、しないべきか、それが問題」という思考が巡っていました。普段の悩みの思考がこの台詞に彩られたというか。
人は400年も前から、ずっと「〜するべきか、しないべきか」について悩んでいるんですね。
考えることをやめたらいけない、そんな気がしました。

今回は、25才以下の若もの16人と一緒に創りました。
西村さんが教鞭をとる、四国学院大学演劇コースの学生6人。
とっても素直で、大学生とは思えないような落ち着きがある人たちでした。
ステージに上がると、とても存在感を発揮していて、経験値の高さ感じました。
長野のキャストにとっても、ネオンホールにとっても、とってもいい出会いでした。

香川の学生がやって来るということもあってキャストの募集に年齢制限をもうけました。
(長野の若者と、香川の若者の対峙/融合みたいな主旨で。)
これも、これまでにない試みだったんですが、
結果的にとてもエネルギッシュでエモーショナルな作品だったなぁと振り返っています。

長野のキャストには、ネオンスタッフの若林くんと矢島も参加しました。
取り立てて演劇経験があるわけでない二人が、伸び伸びと楽しそうに頑張っている様子にも、とっても励まされました。

また今回、稽古期間にブログの中で、いろんな人に演劇に関するインビューをしました。
演劇についてその価値を改めて知ったり、演出について知る手がかりがあったり、
とても勉強になりました。

大きなエネルギーにあてられて、活力をえたり、新たな予感を感じたりしています。
ネオンホールでは来年の秋までの間に、プロデュース公演が3本(!)決まっています。
ぜひ、足を運んでください。

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