長野市民日記-182
更新日:2016年11月11日|書いた人:【連載】長野市民日記
長野市民日記182 2016年11月10日(木)
今日、友達と話をした。
友達のコーちゃん(男・三〇才)と話をした。いろいろ話したわけであるが、結論コーちゃんは東京へ行くという。移住するという。
「オレ、世界の本質をつかみにいく!」
コーちゃんは本気だ。無職なのに本気だ。
「何言ってんだよ!やめろよ!キミ今全然ゼニ無いじゃん!都会暮らしはゼニがかかるんだよ!都会なめんなよ!」
彼の貧乏を理由に東京移住を思いとどまらせようとするボク。
「大丈夫。親戚の家に住まわせてもらうから。ゼニそんなになくても平気」
意外と計画的だった。
正直さみしいのである。仲のいい友達が遠くに行ってしまうのがすごくさみしい。
「東京行って何すんのさ!?」
「フリーター」
マジ長野でフリーターしてもらいたいのである。
西澤尚紘