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グランドシネマズ(

更新日:2007年01月04日|書いた人:清水隆史


グランドシネマズ(去年長野市内に出来た複合映画館
http://www.grandcinemas.net/)
で初めて映画を観ました。作品は「硫黄島からの手紙」です。

映画の内容は…うーん。色々考えつつも、面白かったです。
たまたま年末にある機会があって、映画のことは全然知らずに
松代・明徳寺で本作の中心人物である栗林中将の墓標を
撮影していたので、妙に親近感を持って見れました。

音響の仕事を長くしていた(今も?)身としては、
やはり綺麗に組まれた(おそらく)最新のサラウンド
システムにヤラれました。これが普通なのかもしれないけど、
素晴らしい。不自然なくらい臨場感があるんですね、
今の映画館って。

あとは、映画を貫く独特の「色」です。
ムードという意味でなく、フィルムの色再現の「色」。
過去のシーン(=映画の99%くらい?)は全て、シアン寄り
というか、青緑っぽく着色されていて、その色味に重量感が
感じられてよかったです。黒の締まり具合もよかったな。
最近生産終了したコダクローム64で撮影したくなりました。

あと…初グランドシネマズの感覚を忘れないうちに
市内に古くからある映画館に行ってみたいな、と思いました。
建物としては古い館が好きだけど…シネコン時代の今、
映画を観るという映画館にとって一番大事な点において
古い館について自分がどう感じるのか、確かめておきたいです。

10月まとめ書き/その2

更新日:2006年10月31日|書いた人:清水隆史

10/19(thu)
シンガー、宮川麻衣さんの撮影で飯綱方面に出かける。平安堂の中村さんと、デザイナー中沢さん、アオキタカエの4人で。仕事だけどワイワイと遊びに行くみたいなノリで楽しかった。リゾートスキー場のそばの、ちょっと外国っぽい牧草地帯?や大座法師池あたりで何枚も撮る。夜遅く、久しぶりにスロウライの練習、YMサウンドにて。


10/20(fri)
何をしていたのか全然覚えていない…原稿書き?


10/21(sat)
松本にてジャズ喫茶「エオンタ」を取材。その後彗星倶楽部で少し撮影して、よこのピカデリーホールで劇団山脈の「関西少年」を観た。震災で心に傷を負った神戸出身の青年の物語。なんとも青春な芝居だったな。


10/22(sun)
朝からスロウライの練習。終わってからあわててナノグラフィカに戻り、集中して例のシルバー層向け雑誌の原稿を仕上げる。17時頃からリハ。ネオンホールでのイベント「クレイジーリズムス」に出演のため。まずはbubble sweet(久しぶりネオンでPAした。やっぱり嫌と言うほど馴染んだ自分のスペースは、とても快適に音を出すことができました。気持ちよかった)、その後名古屋からきた葉っぱの裏側シスターズ(女子二人組。暗いコケッシーズ?みたいだけど、曲が妙にポップだったり楽器が実は巧かったりで、ちょっとびっくり。面白かった。)、そしてスロウライが出演(こちらも久しぶりのネオンライブ。演奏はまあまあ、だったかな。杉浦君のドラムが結構気持ちよかった。)、そしてラストはオウガ・ユー・アスホール(相変わらずパワフル。特にドラムが気持ちよくて、思わず一番前まで行ってほぼ生音で堪能させてもらった)という順番だった。相変わらずいいイベントだった。さらには、久しぶりだったからかネオンホールっていいなー、とか自分でしみじみ思いました。
終わってからナノグラフィカでさらに原稿書き…で、ナノ泊。


10/23(mon)
バイクで中野に取材に行く。またまた雨にふられる。帰ってきて、夜は夜のお仕事の撮影で権堂に出る。その後帰って原稿書き。ナノ泊。


10/24(tue)
朝から一気に書き物を上げて、昼から長野駅前で[ma]を撮る。終わってから謎の古着屋「バーバラ」を取材。夜は権堂でホストの撮影など。帰って例によって原稿書き…。


10/25(wed)
朝から昨日撮影した分のまとめをやる。やってもやっても追いつかず。昼はnsnsの取材がちょっと入った。その後またまたまとめ&原稿書き。取材・原稿書き、取材・原稿書きが連続していて、全然終わる気配ナシ。ううう…。

10月まとめ書き/01

更新日:2006年10月30日|書いた人:清水隆史


10月前半はずっと風邪にとりつかれ、なんとも
苦しい毎日でした。でも仕事は押し寄せてくる。
インフルエンザみたいに重くはないけど、この風邪は
ユルくてなかなか治らないという厄介なタイプみたい。
まわりでやられてる人が多数います。
ナノグラフィカでは数日前からアヤコが苦しんでる。
現在生後9ヶ月の福太郎も初カゼ。
青っぱなを垂らしてなんだか子どもらしくなってきた。

では最近の行動を備忘録的に記します。


・10/6(fri)
トイーゴの生涯学習センターで開催された
「芸術文化振興検討委員会」主催の「長野市の芸術文化を
語ろう」なるシンポジウムにパネラーとして呼ばれる。
長野市の文化助成金の行く末について…が裏テーマとのこと。
一体どんな話をすればいいのか?と少し緊張したけど、
始まったら普段思っている事が口からスルスル出てきて
なんとかなった。主に「芸術」に対する行政の補助って
「鑑賞」に偏りすぎていないか、「制作」「創作」も
またとても大切なので、サポート対象として認識して欲しい…
というような、スタートラインのまだ手前みたいな話を
させてもらいました。そんなに告知してなかったと
思うんだけど60人位の人が来ていて、ちょっと驚いた。


・10/7(sat)
ネオンホールにてチョコレートパフェ、TheEnd、
小川哲郎のライブ。和気藹々としていい感じだった。
チョコパはメジャーデビューするってことだけど
ライブは今までと変わらず、あったかみがあって
力が抜けててとてもよかった。今の時代、メジャー
デビューしたから手放しで喜べる訳ではないだろうけど、
やっぱり上手くいったらいいな、と思う。
個人的にはTheEndサクライが一人でやった2曲
(普段は一人だけど、この日は他の2組と絡みまくって
いたため)がとてもよかった。
「権堂の中心で角を曲がる。」って曲が特に。


・10/8(sun)
カモちゃんとナガハリさんの結婚式!
朝からスーツなど着て、マイクロバスに揺られて
菅平の「ゾンタック」へ。
なんというか…いい式だったなー。
大きなお世話かもしらんが、鴨ちゃんが結婚するという
事実に感動した。ホンマに。(全てを知るわけではないけど、
一時期の鴨ちゃんは何というかニヒリズムの極致みたいな人
だったから。)そしてその事実を実現したナガハリさんって
実際いい奴だよな、としみじみ思った。(説明不足で意味不明
な文だけど、まあそんな感じ。)人と人が合わさって
色々乗り越えて新しいなんかを作っていくってのは
端からみててもええもんやなあ、と思いました。
ボスダブでの演奏も、誠に気持ちよくて幸せでした。
いやーホンマによかった。

夕方に終わって長野市内に帰り二次会に行こうと
思っていたら、チサトが「松本にたまちゃんの演劇を
観に行こう」などという。時間的にギリギリ間に合いそう
なので、モリさんと下島君と一緒に着替えもせずに
松本・ピカデリーホールへ。予定的に見れるとは
思っていなかったので、ちょっと嬉しかった。
平田オリザの「忠臣蔵」のタマミヴァージョンって感じ。
木曜にネオンで観た公開リハは全然まとまってなかったが、
本番で一気に形になったようだ。エンターテイメント性は
極端に低いけど、「演技と非演技のスキマ」を狙った
演出は思ったよりも成功していたのでは。あと、
一年ぶりのピカデリーホールがまた進化していて驚いた。

長野に帰ってきて、一応結婚式二次会の会場である
図書館前のQUIKにいってみたら、新郎新婦は
すでに帰った後だった。居残っている連中としんみりと
話したのが、なんかけっこうよかった。


・10/9〜12
「街並み」10月号・牟礼特集の撮影に追われる。
風邪がきついのに雨天が多くて、思うように進められず。
業を煮やして雨の中で無理矢理撮ったら、見事に
体調が悪化して嫌になったりした。
〆切を一日延ばしてもらい、12日に校了。


・10/13(fri)
某製作会社さんのお仕事で松本の某大病院を撮影。
約5時間で1200カット以上を撮る。
職員さんやお医者さんがフツーに談笑してる
ところを狙うんだけど、ふとベッドをみると
意識不明の重体患者がパイプだらけになって寝てたりして、
すごく緊張した。あと病院っていろんな種類の
蛍光灯が使われてたり、天井や壁が妙に着色されてたりで
色カブリに悩まされる。


・10/14(sat)
「日和カフェ」にて、イースタンユースの吉野寿さんの
ソロライブにPAで入る。正直に言いますと、イースタンも
吉野さんも全く聴いたことがないんですが…(まわりに
聴いてるとか大好きとか影響されたという人は少なくないが)
ライブはとてもよかった。ヒリヒリ痛くて厳しく
マヌケで面白かった。オフステージでもええ人やったなー。
ライブの前に上映していた映画「心の風車をまわせ」も
とてもよかった。イースタンユースのライブが観たくなった。
打ち上げに顔を出し、終わってからネオンホールでCDについて
ちょっと話す。


・10/15(sun)
朝から飯田・下伊那へ人形浄瑠璃の人形制作者さんの
取材に出る。高速バスで行ったんだけど、飯田ってホントに
遠いなーと再確認しました。
初対面の作家さん(74歳)はとても気さくでいい人だった。
伊那谷の浄瑠璃の歴史と、作家さんの個人史をじっくりと
聞かせてもらう。最盛期には天竜川流域に30以上もの
劇団?があったというから凄い。現存する4劇団が
使っている人形も古くて、だいたい100〜150年前のものが
現役なんだとか。
ホント、同じ長野県だけど、全然文化が違ってるなー。
景色からしてかなり違ってる。


・10/16(mon)
なんか事務仕事をやってるだけで一日が終わってしまった。
夕方、「街並み」牟礼編が完成してきた。
思ったよりもいい感じでまとめる事ができたと思う。


・10/17(tue)
ひたすら画像処理。枚数が多く、やってもやっても終わらず。
チサトがナノ事務所で仕事をしていて、合間に
一緒に細野晴臣のDVDを観たり、UB40の初期盤を聴いて
あーだこーだと言い合ったりして楽しかった。
仕事が終わらずナノ泊。

そういえば、福太郎の成長が著しい。
(って、生まれてから常に著しいかな。)
最近はとにかく主張が激しくて、相手をする方も大変。
感情が豊かになって、面白いともいえるけど。
アヤコが提供したアコギがお気に入りのようで、
弾くというかいじりまわして遊んでいる。
一気に3本の弦をぶち切ったりして、はやくも
パンクぶりを発揮してます。
そういや朝陽館とナノグラフィカでやってる写真展
「顔展」に、福太郎の写真を出しました。
(↑はそのうちの一枚。ちょっと前のナノにて。)
出展作のなかでは、ケイゴ君の作品がよかったです。


あ、夏頃から
http://www.n-sns.jp/
の構想と製作にかかわっています。
オープン間近なので、最近はそのミーティングやなんかも
多し。id=nagano、nana*t、ナノグラフィカが一つの事に
関わるってのも珍しい…かな?
とりあえずオープニングイベントでベートルズと
シネマダブモンクスと タテタカコのライブが実現したのは
めちゃくちゃ嬉しい。
どうなるのか楽しみです。

寒いです。つい最近ま

更新日:2006年09月26日|書いた人:清水隆史

寒いです。つい最近まで暑くてアイスばっかり
食ってた気がするんだけど、今日は寒さに震えてます。
ちょっと風邪を引いたみたいで、喉の奥が痛い。
また長い冬がやってくるんだな。

でも、長野の秋は好き。
どっぷりディープに思考の中に入っていける。
奈良堂みたいな古い喫茶店でコーヒーとか
すすっていると、考え事がすすみます。

最近、何してたんだろう。
9月に入って、なんだかすごく脱力感があって
しばらく引きこもり気味だった。
何もしない、何も考えないでただ毎日を過ごす
そんなふうに暮らしにくい生活をしてるのが
ちょっと息苦しくなってた。

思いだした事をパラパラと書きます。

9/24
「三条会」の演劇を見るため松代・文武学校へ。
しかし、福太郎のお相手をしたため15分ほどしか見れず。
文武学校の広い広いたたみの間で福太郎と
遊ぶのはとてもたのしかったので、それはそれでよし。

9/23はスロウライで松本行き。「クレリズ」に出演。
演奏は、個人的にはまあまあだった。
しかし、あの場所で出せる音(ヴォリュームではない)に
限界を感じて、少しイライラした。
イベント自体は楽しかった。P-heavyの面々とか
ハナダイズトシさんとか天守閣タダチさんとか、
松本の人々と話して和む。今回で40回目らしい。
イベント主催のマキノさん、ホントにお疲れ様、
かつリスペクト!です。
リラックスした「オウガ」もよかった。

・ナノグラフィカの屋根をみてもらった。
おかげで開始以来していた雨漏りが遂に止まった。

・ナノのネット環境が「光」になった。
…すごく速いですね…。なんか気持ち悪い。

9/22、例によってホストを撮る仕事をした。
何とモデルの一人が現役信大生で、とても驚く。

9/18、自宅でボスダブの歌レコーディング。
秋元さんと二人で。なんか自室で二人で話すってのが
すごく久しぶりで、ちょっと懐かしかった。
色々変わりつつも、こうやってバンド出来てるのは
最高だなあと思いつつ録る。

9/17、昭和通り沿いのダイヤという場所で
BubbleのPA。ダイヤは元々JBというライブハウスで、
10年以上前にTheEnd桜井とBubbleナカジマ君とか
メランポみどりちゃんとかニョッヘーホンマくんとかと
やってたバンド「ElectricFlower」にて出演した。
恥ずかしながら青春のライブハウスという感じなんだけども
すっかり変わって色んな意味でアンダーグラウンドな
空間になっていた。PA設備はかなり限定された?モノで
音作り(というより辻褄合わせ)に苦労する。

・福太郎に歯が生えてきた。一本だけ。
噛まれると前よりも痛い。

・今回の街並みは、冒頭に書いたような無気力感の
なかに居たときだったので、向かい合うのに本当に
苦労した。お題は「県庁通り」。けっこう好きな場所では
あるんだけど…。変化のまっさい中の長野県庁をウロウロ
できたのは、ちょっと面白かった。思ったよりも親しみやすい
空間なんですね、県庁って。(奈良県庁のすぐそばで
生まれて、何かと県庁で遊んだりしたからか?)

そういえば、夏の終

更新日:2006年09月26日|書いた人:清水隆史


そういえば、夏の終わりに引っ越しました。
何年ぶりかな。
ネオンから桜枝町のシノミヤ家に間借りをして、
シノミが東京にいってからしばらく一人住まいしたけど、
あくまで仮の家って感じだった。
久々の新居なのです。

家賃、なんと8000円。
ほぼ一軒家的な3軒長屋で、二階建て。
場所は善光寺の本堂のすぐ西、横沢町。
ホントにボロボロで、あちこち傾いていたので
若き大工野郎、ヤスミ君にお願いして、約一ヶ月かかって
改装してもらった。(あと、水回りはマディウォーター・
大島さんにお願いしました。)
床と天井はほぼ全面的に手直し。改装後は、一階は
畳敷きで、玄関〜台所と二階はフローリングになった。
改装の全てが終わった訳じゃないけど、とにかく
期限がきたのであわてて引っ越したのが8月31日のこと。
以降、段ボール70箱近くをコツコツ整理して、
そろそろ片づいてきました。

元は「自在庵」って名前で、お坊さん(又は尼さん)が
住んでいたらしい。大正後期〜昭和初期の建物で、
お寺関係らしく、構造がちょっとかわってる。
純和風でちょっと面白いところに住みたかったので、
願いが叶ったといえばそうなんだけど…。元が
あまりにボロいので、改装したとはいえ冬は
隙間風が心配だ。入居してすぐに雨漏りが発覚したので
大家さん(建物と土地は横沢町の所有らしく、正確に
いうと大家さんはいなくて、全て町長さんに相談する)
に言って直してもらったりした。
これからちょこちょこといじって楽しみたいなあ、
などと思っています。

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