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長野市民日記-086

更新日:2014年03月12日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記86 2014年3月10日(月)

 今日、墓参りに行った。
 近所の寺。御先祖様と祖父母と母の骨が入っている墓の前で手を合わせる。「ナムナム」と。
 雪がチラチラとふっている。三月の雪だ。
 「早く暖かくならないかな〜」と空を見ているとケータイがブルブルふるえた。
 看護士さんからだった。私が担当している患者N島さんの容態が急変したのだ。血圧が一気に下がり、心拍が停止直前の数値だという。
 昨夜のN島さんの言葉を思いだす。
 「ワシ、もうジイさんだからいつ死んでもイイよ。でも先生、アイス買ってきてくれ」
 アイスを看護士さんに食べさせてもらいながらピースするN島さん。
 私はケータイを握りしめ声をはり上げる。「ボスミン(強心剤)三百グラムおとして。あと電気ショックの用意。すぐ行く!」
 通話を切ると駐車場に向かって駆け出した。

長野市民日記-085

更新日:2014年03月04日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記85 2014年2月28日(金)

 今日、友人と焼き肉を食べに行った。
 某チェーン店三時間食べ放題コース、幼なじみのTちゃん(男)とひたすら肉を喰う。
 Tちゃんはカルビ好き、私はホルモン好き、二人とも清純派肉食系男子だった。
 ある程度腹が満たされてくると談笑タイムである。本日の話題は“なぜ大人はユーウツになりつつも毎日会社で働くことができるのか?”。
 Tちゃんは言う。「大人には買いたいモノが沢山ある。それは服だったり、車だったり、家だったり、スマホだったりする。これらの商品を得るためにはまとまったお金が必要。まとまったお金を稼ぐため毎日会社でがんばれるのだ」。
 私は“高価なモノを欲しがらない人は?”ときいた。彼は「そういう人は会社員にはならない。なる必要がない」という。
 ちなみにTちゃんはフリーター。趣味は散歩。もうそのへんのジイさんを越えている。

長野市民日記-084

更新日:2014年02月21日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記84 2014年2月20日(木)

 今日、スキーへ行った。
 一人で長野市営スキー場である。平日なので人はまばらだった。
 一番難しい急斜面のコースを選んですべる。パラレルターンというスタイルだ。
 顔に風を受けながら考える。
 「なんで何度お見合いしても結婚できないのだろうか?」
 先日の日曜日のお見合い(十五回目)。先方は、やさしい感じで私好みの顔立ちをした女性だった。トークも“ウサギの生態”といった話題で盛り上がった。なのにデートに移行できずである。正直自分をつった女性達に言いたい。「オレのどこが悪いんだよ!?」
 世の中何かが間違っている。
 この日、五回目の滑走をしていると、アイスバーンにスキー板のエッジをとられ派手に転倒した。スキー板が片方ふっとぶ。
 雪に顔をうずめながら「大丈夫!?アナタ!?って言ってもらいたいな〜」と思った。

長野市民日記-083

更新日:2014年02月11日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記83 2014年2月10日(月)

 今日、お昼にサンドイッチを十個食べた。
 最近、食欲が爆発している。炭水化物と甘いモノ(プリンやチョコ)が食べたくて食べたくてしょうがない。もうデブまっしぐらである。
 なんでそんな状態になったか?たぶんストレスが原因だ。禁煙がうまくいかないとか、誰も私のために合コンをセッティングしてくれないとか、パチンコの玉が出ないとか、そういうのが理由じゃない。
 脚本が書けないからだ。
 こんどの演劇祭、友人達が劇を発表するにあたってその劇の脚本作りを頼まれた。が、まったく原稿が進まない。
 この依頼を受けた時私は友人にこう言った。
 「ま〜シェイクスピアで言えばハムレット?工藤官九郎で言えば海ちゃん?ああいうの書いちゃうから待っててよ」
 かなりの軽ノリ&バカ発言だった。今夜も白紙の前で頭を抱えることになるだろう。

長野市民日記-082

更新日:2014年01月31日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記82 2014年1月30日(木)

 今日、友人達と会った。
 地元の中学生以来の友人達。けっこう良い歳である。話す内容はもちろんアダルティー。「糖尿病が心配」、「スロットで勝ったり、負けたり」、「結婚したい」、「髪の毛が薄くなってきたヤバイ」など。
 ただそこに日常が横たわっている感じ。実に落ちつく雰囲気である。
 だがそこに安住してはならない。もっと夢を見た方が良いのだ。たしかにタバコは血管が細くなってしまうからやめようと思うし、来月するお見合いにはドキドキするけど。
 私は友人達に言った。
 「たしかにオレらは、落ちついてきてるけどもっとロックンロールに生きようよ!」
 一人の友人が「え?ロックンロールにってどういうこと?」と問うてきた。
 私は今日、五十本目のマルボロメンソールを吸いながら「ん〜ゴロゴロし続けるってことかな」と答えた。彼、まったく納得せず。

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