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長野市民日記-147

更新日:2015年11月21日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記147 2015年11月20日(金)

 最近、依存症を克服した。
 私は依存症だった。何の?ゲオ依存。レンタルDVD観賞中毒である。
 何のDVD?もえアニメとアメリカの野生動物ドキュメンタリーである。
 一日七時間、一ヶ月に一〇〇本のDVDを観賞するという生活。無論ひきこもりライフ。
 「なんか最近ママとしか会話してない」
 そこで三〇日前から新しいコトを始めた。
 ザ・人間ウォッチングである。
 ちょっと気どって言ってみたがようは人間観察。長野日赤病院のロビーのイスにすわり他人を見る。
 「あ、あのおばあちゃんたぶん九〇才以上だわ〜。だってすごく腰まがってるし」
 老女好きなのである。
 「あ!あの推定二才児お人形みたい〜!」
 幼女も好き。
 日がな一日人を見てすごす。生きている人間はなんか力強い。見ててあきないのである。

西澤尚紘

長野市民日記-146

更新日:2015年11月12日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記146 2015年11月10日(火)

 今日、さみしい気分になった。
 幼なじみのYちゃんに言われた。夜、ガストの対面席で言われた。
 「オレ、来年の春東京へ行くわ。そして東京でずっと暮らすわ。彼女と二人でさ」
 え?ここ長野だよ?東京遠いよ?
 Yちゃん東京へ移住するという。
 理由は「もっといろいろ経験したいから」
 東京ならお金稼げる仕事が沢山あるし、楽しそうだしとのこと。
 さみしいのである。もう二週間に一度会って二人で焼き肉食べ放題へ行くという行事もなくなるのである。
 しかしだ。しかしボクは知っていた。彼が常に変化と刺激を求める性格であることを。
 「生きてる内にアレもコレもしてみたい」
 だから彼を引きとめるわけにわいかない。
 「Yちゃんの人生が楽しくなるのが良いと思うので東京行き良いと思います」
 ボクは彼の顔を見てそう言った。

西澤尚紘

長野市民日記-145

更新日:2015年10月31日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記145 2015年10月30日(金)

 昨夜野宿をした。
 電話がきたのだ。ある男性から。
 「あのさ〜一緒に野宿してくれない?」
 ホームレス体験を一緒にして欲しいという仕事依頼だった。
 ハッキリ言ってヘンな仕事。
 でもひきうけた。ボク便利屋だから。
 夕方、指定された公園(市内の中心部)へ行くと依頼主Yさんがいた。赤いジャージを着たYさん。自称パチプロである。
 寝るためにダンボールハウスを構築しなければならない。そのためのダンボールを近くのマツモトキヨシにもらいに行った。
 道すがらボクはYさんに質問する。
 「なんで野宿しようと思ったんですか?」
「自由になるため」自由になりたいのだった。
 夜七時、なんとかダンボールハウスを一コ完成。二人寝袋をつかみ中へ入った。
 意外とあたたかい!それから僕はYさんのバクチ話を三時間聴き眠りについた。

西澤尚紘

長野市民日記-144

更新日:2015年10月23日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記144 2015年10月20日(火)

 今日、友人たちと酒を飲んだ。
 高校時代の友人。K君、A君、私の三人で駅前の居酒屋へ行ったのだ。
 居酒屋ではもちろん飲み放題コース。酒をガボガボ飲み、料理をバクバク食べた。
 「この軟骨カラアゲうめー!」
 「たしかにおいひー!」
 A君と私は食べまくる。
 「おいおい食べてばかりいないでビールもっと飲めって!」五杯目のビール中ジョッキを空けながらK君が言ってくる。
 皆酔っぱらった所でK君が発表した。
 「オレ、会社をやめることにした」
 え〜!!マジか!?びっくりしたのである。K君は現在の会社十年目。係長なのだ。
 「今のトコやめたあと、どうすんの?」
 A君がとうぜんの質問をする。
 「オレ、お坊さんになる!」
 K君、来年から京都のお寺で修行生活に入るという。“無常”を感じた私であった。

西澤尚紘

長野市民日記-143

更新日:2015年10月10日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記143 2015年10月10日(土)

 今日、友達とドライブをした。
 高校時代の友達K君。彼カッコイイ車を持っている。日産のスカイライン(黒色)。
 そいつをぶっ飛ばして志賀高原へ紅葉を見に行ったのだ。
 標高一七〇〇mの木々は赤か黄色。すごく秋っぽい。しかも秋晴れ。空が高い。
 「イェーイ!いい感じだぜー!」
 景色を見て喜ぶ私。
 そんな私にK君が言った。
 「ボート、乗ろうよ?」
 ボート?男同士で二人乗りボートとは…恋人同士じゃあるまいし…。
 「オッケー」答える私。
 コギコギコギ。高原の池でボートをこぐK君。池の真中までくると発表した。
 「子供ができました。彼女に。ゆえに」
 まさかのデキ婚発表であった。
 四一才のK君もうパパの顔になっている。
 「おめでと!」私は彼に握手を求めた。

西澤尚紘

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