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長野市民日記-121

更新日:2015年03月01日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記121 2015年2月28日(土)

 今日イトーヨーカドーに行った。
 イトヨの最上階、ゲーセン近くのベンチにすわる。カバンから大好きな干しイモを取りだし食べる。食べながら読書。
 読書対象は『結婚ってどうよ?』(岡田斗司夫著)。最近結婚についてよく考えるのだ。
 三十路になるまで“結婚する”という命題は自明であった。両親も祖父母も結婚していた。当然“ボクもかわいいおヨメさんと結婚する〜”と思っていた。
 だが違った。“結婚する”という命題は自分にとって自明ではなかった。
 「オレ、結婚しないかも…」なのだ。
 ここ一、二年友達が大勢結婚しだした。そんでもって子供ができはじめた。好きだったAちゃん(今も好き)も人妻に。そして近々ママに。
 イトヨのベンチ、本をわきにおき思索にふける私。目の先に幼子を連れた若夫婦をとらえた。しばし見いってしまった。

長野市民日記-120

更新日:2015年02月20日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記120 2015年2月20日(金)

 最近、引越しをした。
 市街地のアパートから山村のアパートへ引越したのだ。
 さすが山里、雪深く静寂。四畳半の部屋、コタツでしばしまどろむ。
 ハッと気がつきノートに考えを書き込む。
 <ニートの思想>一、会社員にはならない。二、スマホはもたない。三、恋愛はしない。四、生涯独身。五、無目的に生きる。六、一生ヒマ人…。
 ニート思想を研究しているのだ。
 思索にふけっているとPHSがなった。
 「ウチの屋根に積っている雪、片付けてくれないかな?」
 村人からの仕事依頼だった。
 私は「かしこまりです」と答え、作業着を着る。部屋を出ると太陽の光が雪に反射してまぶしかった。胸ポッケからサングラスをとりだし装着。
 「いこうかベイビー」歩き始めるのだった。

長野市民日記-119

更新日:2015年02月11日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記119 2015年2月10日(火)

 今日、十年ぶりに母校へ行った。
 母校の大学キャンパスに立つ私。ここは関東のS県。広い敷地、トコトコと研究棟の間を歩く。なつかしい気分。
 「ああ、ここで青春してたんだよな〜」
 考え深いのである。
 大講堂前、赤レンガがしきつめられた広場に出た。十年前の大学祭、ここの仮設リング上、豪快なラリアントをきめていたプロレス同好会所属の私。
 「ああ、あの頃はほんと若かったよな〜」
 ひたすら昔をなつかしみつつ、大学近くの居酒屋へ入った。
 「オイッス!みんな!」友人達がそろっていた。三人の友人達は立派にサラリーマンをやっていた。一人はパパにもなっていた。
 場は盛りあがり話題が“最近の楽しみ”になった。私は言った。「あのさ〜オレ、ウンコしながら本を読むのが好きなんだよね〜」
 皆に“昔とかわってないね”と言われた。

長野市民日記-118

更新日:2015年01月31日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記118 2015年1月30日(金)

 変態について他者と語るのは難しい。
 “ボクって変態かな?”
 私が友人に好んでする質問である。
 幼なじみのYちゃんは声を大にしていう。
 「だからそうだっていつもいってるじゃんか!オマエは変態だよ!」
 私はそのたびに“ええ!!マジで!!”とリアクションする。
 「変態」という言葉を『広辞苑』で見てみる。「正常でない状態」とある。
 “ボクって変態かな?”
 べつの日、会社の友人Tちゃんに質問してみた。
 「わからない。なぜなら君のいう“変態”の“定義”がわからないから」
 辞書には「正常でない状態」と書いてあるとつたえた。
 だが、Tちゃんは納得しない。
 「“正常でない状態”とは何?」
 “変態”について他者と語るのは難しい。

長野市民日記-117

更新日:2015年01月21日|書いた人:【連載】長野市民日記


長野市民日記117 2015年1月20日(火)

 今日、誕生日だった。
 三一才になったのである。朝、電話で「パパ!ボク三一才になったよ!ありがとうね!」と父(六一才)に言った以外、特に行事はない。
 午後、雪かきの仕事を終え、アパートに帰ってくるとやかんで湯をわかした。ゆたんぽに入れるためだ。
 湯をそそいだゆたんぽを敷きっぱなしの完全一人用布団(特注品・Hできません)に入れ自分ももぐり込む。“あたたかい”。
 貧乏なので部屋にストーブなどの暖房装置は無いのである。
 そして枕元の携帯DVDプレーヤーで宇宙ロボット系アニメを観る。
 「無量大数(一〇の六八乗)の敵にメガ粒子ビーム!」的な。観てる内に寝てしまう私。
 目をさますと外はもう暗くなっていた。
 “よし!今夜も四時間読書をしよう!”
 読書をするためデニーズへと向った。

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